【レポート】天文講習会「天体写真画像処理講座2017」の第1回目を開催
【2017年10月4日 アストロアーツ】
今年も天文ライター・天体写真コンサルタントの古庄歩さんによる「天体写真画像処理講座2017(全3回)」を東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジでリピート開催しています。9月30日(土)に第1回目の講座「天体写真の基礎理論」が行われました。
アストロアーツと池袋コミュニティ・カレッジが共同で開催している天文講習会で、最も受講数が多いのが「天体画像処理」の講座です。昨年も3回にわたって天体写真画像処理講座を開催しましたが、ステライメージのユーザーからの要望も多いため、今年も開催することにしました。
第1回目の講座では天体画像処理の基礎理論を学びました。RAW画像の特徴やヒストグラムの読み取り方、ノイズの種類、ダーク画像の撮影条件やダーク減算、フラットデータの作り方などを解説しました。
アンケートによれば、受講者の9割がステライメージを使っている方で、
- 「処理の基本が理解できた」
- 「基本的な考えを理解できた」
- 「知らないことばかりだった」
- 「今まであやふやな知識が整理できた」
- 「ヒストグラムの重要性がわかった」
- 「資料もわかりやすい」
などの感想がありました。ほとんどの受講者が講座に満足し、天体画像処理の基礎理論を理解して帰られたようでした。
次回の天文講習会は10月28日(土)に「天体写真画像処理講座2017(全3回)第2回 ステライメージ8を使った基本処理」と題して行います。
※第1回の講座を受講されなかった方でも受講できます。
「天体写真画像処理講座2017(全3回)第2回 ステライメージ8を使った基本処理」
- 日時:
- 10月28日(土) 13時30分~15時30分
- 場所:
- 池袋コミュニティ・カレッジ
- 講師:
- 古庄 歩(天文ライター、天体写真コンサルタント)
- 講習内容:
- ステライメージ8の新機能の「コンポジットパネル」と「画像調整パネル」の使い方、「詳細モード」でのチャンネルパレットの使い方、カラーバランスの整え方、ステライメージの独自機能の使いこなしなどを解説します。
現在、申し込みを受け付け中です。詳しくは「アストロアーツ 天文講習会」のページをご覧ください。多くの方のご参加をお待ちしております。
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