【レポート】入門者向けの「追尾撮影」と「天体画像処理」の講習会を開催

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3月26日(土)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで天文講習会「星空写真入門 追尾撮影に挑戦」と「はじめての天体画像処理(後編)」が開催されました。次回は4月30日(土)に、「ステライメージ7 天体画像処理超入門」と「デジタルカメラ「月」撮影入門(前編)」の講座を行います。

【2016年3月29日 アストロアーツ

アストロアーツが池袋コミュニティ・カレッジと共同で毎月1回開催している「アストロアーツ天文講習会」が3月26日(土)に開催されました。3月の講座は「星空写真入門 追尾撮影に挑戦してみよう」と「はじめての天体画像処理 基礎理論から学ぶ(後編)」でした。どちらも2月の続編で、昨年に開催してリピートの要請が多かった講座です。

午前の部の「星空写真入門 追尾撮影に挑戦してみよう」では、月刊「星ナビ」で「銀ノ星」を連載している天体写真家の飯島 裕氏が講師を務めました。講座ではムック「デジタルカメラ星空写真撮影術」の一部を教材として配布し、固定撮影と追尾撮影の違い、追尾撮影を行うための機材の紹介、極軸合わせの注意点などを解説しました。受講者からは北極星が見えない場合の極軸の合わせ方の質問も出ました。教室には一部改造した飯島氏のポータブル赤道儀が展示され、受講者の方はプロが使っている機材を熱心に見ていました。

「星空写真入門 追尾撮影に挑戦してみよう」講習会の様子 「星空写真入門 追尾撮影に挑戦してみよう」講習会の様子
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午後の部は、天体画像処理の講師ですっかりお馴染みになった、天文ライター・天体写真コンサルトの古庄 歩氏による「はじめての天体画像処理 基礎理論から学ぶ(後編)」の講座を行いました。ステライメージ7のマスク処理、ワークフロー、カブリ補正、周辺減光補正、マルチバンドシャープなどの機能の解説、さらにPhotoshopとの連携も紹介しました。

「はじめての天体画像処理 基礎理論から学ぶ(後編)」講習会の様子 「はじめての天体画像処理 基礎理論から学ぶ(後編)」講習会の様子
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受講者は前編の講座を受講された方が多く、アンケートでは、天体画像処理の講座の関心が依然として高いことがうかがえました。さらに講座を続けてほしいという声や、撮影段階からの講習をのぞむ要望もありました。


次回の天文講習会は4月30日(土)に「ステライメージ7 天体画像処理超入門」と「デジタルカメラ「月」撮影入門(前編)」を行います。

「処理手順の基本を習得しよう ステライメージ7 天体画像処理超入門 実習編」

日時:
4月30日(土) 10時30分~12時30分
場所:
池袋コミュニティ・カレッジ
講師:
上山 治貴(株式会社アストロアーツ 取締役)
講習内容:
ステライメージは持っているものの、RAW現像やコンポジットなどの天体画像処理の基本的な考え方が今一つわからず、うまく使いこなせないという方向けに、基礎から解説します。RAW現像からコンポジット、階調調整、強調処理と、最低限知っておきたい画像処理の過程を、M42のサンプル画像を使って実際にソフトを操作しながら学びます。

「デジタルカメラ 月撮影入門(前編)~風景の中の月や、クローズアップの月を撮ってみよう~」

日時:
4月30日(土) 13時30分~15時30分
場所:
池袋コミュニティ・カレッジ
講師:
塩田 和生(天文写真家)
講習内容:
「天体写真は、月に始まり、月に終わる」との格言がある、取り組みやすく奥が深い撮影対象である「月」の撮影について2回に分けて解説します。前編では、まず月と風景をバランスよく組み合わせた写真を撮るための「風景の中の月」の撮影テクニックや、撮影ポイント選びのノウハウを紹介します。そして、月の全体像をくっきり写すために、月をアップで撮るための様々な方法や、最近のオススメ機材について紹介します。気軽に月を撮りたいが、ひと工夫してみたいと思っている入門者向けの内容です。

現在、申し込みを受け付け中です。詳しくは「アストロアーツ 天文講習会」のページをご覧ください。多くの方のご参加をお待ちしております。

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