AstroArts Topics

重力波

合体して光った?連星ブラックホール

2020/06/30
ブラックホール連星が合体すると重力波を伴うが、理論上、光は放たない。しかし、特殊な環境での合体により発生した可能性のある輝きが、重力波とともに検出された。

最重量の中性子星?最軽量のブラックホール?謎の重力波源

2020/06/26
太陽質量の23倍と2.6倍という高密度天体の合体による重力波が検出された。後者の質量は中性子星にもブラックホールにも当てはまらず、正体が注目される。

TAMA300で実証、重力波検出の量子雑音を抑える新技術

2020/05/01
国立天文台三鷹の重力波検出器「TAMA300」が改造され、重力波の検出時に量子力学的に避けられない揺らぎである量子雑音を制御する技術が開発された。世界中の重力波望遠鏡の感度向上や観測可能な現象数の増加につながることが期待される。

20分周期で公転するヘリウム白色矮星連星

2020/04/08
公転周期がわずか20分という白色矮星同士の連星が発見された。将来の宇宙重力波望遠鏡で検証用の重力波源天体として利用できそうだ。

重力波望遠鏡「KAGRA」が観測開始

2020/03/03
2019年秋に完成した大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」が2月25日、重力波観測のための連続運転を開始した。

宇宙に物質しかない理由を重力波で探る

2020/02/12
宇宙の物質と反物質の偏りを生んだ起源として提唱されている「右巻きニュートリノ」仮説を重力波観測で検証できるという理論が発表された。

ショートガンマ線バーストにおけるX線超過成分の時間変動を解明

2019/11/05
ブラックホールなどの連星合体で発生するショートガンマ線バーストについて、バースト後に100秒ほど継続する低エネルギーのX線放射は指数関数的な減光で統一的に記述されることが示された。

中性子星の衝突で作られたストロンチウムを初検出

2019/10/29
2017年に観測された、中性子星同士の合体に伴って発生したキロノバと呼ばれる現象のデータの再分析から、この衝突で生成されたストロンチウムが初めて検出された。中性子星の衝突と重元素生成プロセスとを結び付ける重要な成果である。

大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」が完成

2019/10/07
2010年から建設が進められてきた日本の大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」の完成記念式典が10月4日に開かれた。

LIGOとVirgoが4件の重力波イベントを新たに検出

2018/12/10
米国と欧州の重力波検出器「LIGO」「Virgo」で、2017年8月までに新たに4件の重力波が検出されたことが発表された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

重力波源とガンマ線バーストは親戚かもしれない

2018/10/23
2015年1月に観測されたガンマ線バースト「GRB150101B」の残光が、2017年8月に検出された重力波「GW170817」の残光とよく似ていることがわかった。これら2つは同じ種類の天体現象かもしれない。

増光がついに一段落した重力波源のX線

2018/06/05
昨年8月に重力波「GW 170817」が検出されてから数か月が経ち、X線の残光がついに増光のピークを迎えたようだ。今後は徐々に暗くなるとみられるが、その正体について新たな疑問も浮かんでいる。

重力波観測から導かれた中性子星の半径

2017/12/08
今年8月にとらえられた重力波GW170817の観測データに基づくシミュレーションによって、中性子星の半径について精密な下限値が導かれた。

光の偏りの小ささを観測、中性子星合体で金が作られることを独立に示唆

2017/10/24
8月17日に重力波が検出された中性子星同士の合体現象について、光の偏りが小さいという観測結果が得られ、金などの重い元素が中性子星合体で作られていることが光の明るさの観測とは独立に示された。

チベット山頂に望遠鏡を設置「HinOTORIプロジェクト」

2017/10/23
広島大学が中国と共同で進めてきた「HinOTORI」プロジェクトが10月6日、望遠鏡の設置を完了した。チベット自治区内の標高5100m地点から、重力波天体やニュートリノ天体などを観測する予定だ。

【レポート】「重力波天体が放つ光を初観測」記者会見

2017/10/20
10月17日に東京大学で開催された記者会見「重力波天体が放つ光を初観測〜日本の望遠鏡群が捉えた重元素誕生の現場〜」の様子を、星ナビ連載「天文台マダムがゆく」著者の梅本真由美さんがレポート。

連星中性子星の合体からの重力波を初検出、電磁波で重力波源を初観測

2017/10/17
8月17日、連星中性子星の合体によって発せられた重力波が初めて検出された。直後から世界中の望遠鏡や天文衛星で観測が行われ、初めて重力波源が電磁波でもとらえられた。理論的に予測されていた、中性子星合体に伴う電磁波放射現象「キロノバ」の発生も初めて確認されている。

重力波検出に貢献した研究者3名、ノーベル物理学賞を受賞

2017/10/04
2017年のノーベル物理学賞は、世界で初めての重力波検出に貢献したアメリカの研究者3名が受賞した。

4例目の重力波検出

2017/09/28
アメリカの2台のレーザー干渉計型重力波検出器「LIGO」とヨーロッパの重力波検出器「Virgo」が、観測史上4例目となる重力波を検出した。3つの検出器がほぼ同時に重力波を検出したのは今回が初めてのことだ。

LIGO、3度目の重力波検出

2017/06/05
重力波検出器「LIGO」が、3度目となる重力波の検出に成功した。約30億光年彼方で2つのブラックホールが合体し、太陽の約49倍の質量を持つブラックホールが形成された際に発生したものだ。