【レポート】天文講習会「天体写真画像処理講座2018」の第3回目を開催

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2018年11月25日(日)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで「天体写真画像処理講座2018(全4回)」の第3回目の講座を開催しました。本講座最終の第4回は12月8日(土)に開催。受講申し込みを受け付け中です。

【2018年11月29日 アストロアーツ

さらにパワーアップして今年は4回シリーズで実施している、天体写真コンサルタント古庄歩さんによる「天体写真画像処理講座」の第3回「ステライメージ8による追い込み処理」が、3連休最後の日曜日だった11月25日(日)に東京・池袋コミュニティ・カレッジで開催されました。今回も過去2回の講座を上回る受講者数となり、定員40名の教室はほぼ満席状態という盛況ぶりでした。

第3回も、まず前回の講座「ステライメージ8を使った基本処理」で解説した、レベル調整でのカラーバランスやハイライトとシャドウの合わせ方、オートストレッチの使い方、それに好評だったトーンカーブでの微調整についておさらいをしました。そしてマルチバンドシャープ、選択マスク、擬似LRGB合成といったステライメージの機能と使い方を解説し、またPhotoshopのCamera Rawについても説明を進めました。

このなかでマルチバンドシャープの、アンシャープマスクのしくみ、“しきい値”の使いこなしの解説は今年も好評で、受講者のアンケートをみると、

  • オートストレッチやマルチバンドシャープの解説は他では聞けない話で理解できた
  • アンシャープマスクや「半径」というパラメーターのロジックがよくわかった
  • 選択マスクの説明がわかりやすかった
  • Photoshopの Camera Rawの話まで聞けて満足
  • 擬似LRGB合成は使ったことがないので試してみようと思う

という感想が寄せられ、集計すると受講者の8割以上が第3回の講座に対し「満足」または「やや満足」という評価でした。

次回は本年度の「天体写真画像処理講座」の最終回になります。これまで受講者から問い合わせの多いフラット画像の撮影方法から正しい補正の手順、またステライメージ以外の処理ソフトを紹介し、ステライメージとの連携方法などについて紹介する予定です。最終回もご期待ください。


第4回「アプリケーション連携とフラット補正」は、12月8日(土)13時から開催します。

※第1回から第3回までの講座を受講されなかった方でも受講できます。

「天体写真画像処理講座2018(全4回)第4回 アプリケーション連携とフラット補正」

■ 日時:
  • 12月8日(土) 13時~15時
■ 場所:
■ 講師:
  • 古庄 歩(天文ライター、天体写真コンサルタント)
■ 講習内容:
  • 完成時のレベルが決まるとも言えるフラット画像の撮影方法から正しい補正の手順、ステライメージと連携することの多いPhotoshopの使い方を解説します。

現在、申し込みを受け付け中です。詳しくは「アストロアーツ 天文講習会」のページをご覧ください。多くの方のご参加をお待ちしております。

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