AstroArts Topics
系外惑星
26光年の近距離に2つの手法で検出された地球型惑星
2021/03/12
地球から約26光年離れた赤色矮星グリーゼ486の周りに地球に近いサイズの惑星が見つかった。生命に適した環境ではないが、大気の研究に向いた惑星だと期待される。
3連星の中で逆回転する惑星たち
2021/02/24
3つの恒星からなる連星K2-290の主星に、恒星の自転とは逆方向に公転する惑星が2つ見つかった。伴星の影響で原始惑星系円盤がひっくり返ったらしい。
TRAPPIST-1の7惑星の密度は似ている
2021/01/29
赤色矮星「TRAPPIST-1」を巡る7個の惑星の密度はどれも同じくらいで、地球よりはやや小さいことが観測データの再分析から示された。
太陽系「第9惑星」と類似?中心から遠く弾かれた系外惑星
2020/12/16
一周に1万5000年もかかる軌道を巡る系外惑星がある。この惑星が奇妙な軌道に至った経緯を調べれば、太陽系の果てにあるとされる仮想の「第9惑星」に関する手がかりが得られるかもしれない。
超高温・超短周期の海王星型惑星を発見
2020/09/30
公転周期わずか19時間で表面温度が1700度もある、海王星よりやや大きな系外惑星が見つかった。これだけ超短周期の海王星型惑星が見つかるのは初めてだ。
3連星を取り巻く惑星系円盤の3重構造
2020/09/11
若い3連星を取り巻く原始惑星系円盤が3重になっている様子がアルマ望遠鏡により観測された。まだ発見例のない、3連星を公転する惑星の誕生現場かもしれない。
惑星の公転軌道面が傾くのは後天的か
2020/09/09
2つの若い系外惑星の運動の分析から、太陽系と同じように惑星の公転軸と恒星の自転軸がほぼ揃っていて、公転軌道面がほぼ傾いていないことが突き止められた。
化石データから算出、地球生命が絶滅しなかった確率は15%
2020/09/03
過去の海洋生物化石データベースの解析から、地球上で生命誕生から現在まで生物が生き残れた確率は約15%と推定された。系外惑星の生命探査にも役立つ研究だ。
CosmoRadio -質問回答①太陽と月-
2020/07/15
「太陽と月がひとつずつある、そんな地球は珍しい存在なのでしょうか?」今回の動画から、視聴者のみなさまからいただいたご質問にお答えしていきます。たくさんのご質問をありがとうございました。宇宙の不思議を、どうぞお楽しみください。
まるで「ガスのないガス惑星」、巨大高密度系外惑星を発見
2020/07/07
地球のような高密度の惑星としては観測史上最大のものが見つかった。巨大ガス惑星からガスを取って核だけをむき出しにしたかのような天体だ。
幼年期の星で海王星サイズの惑星を発見
2020/06/29
一人前の恒星になる前段階の星を公転する惑星が見つかった。距離が地球に近く、微粒子の円盤が惑星と共存する段階にあって、惑星形成モデルの検証に役立ちそうだ。
系外惑星プロキシマケンタウリbの正確な質量
2020/06/03
太陽系から最も近い距離に位置する系外惑星「プロキシマケンタウリb」は、これまで質量が地球の約1.3倍と見積もられていたが、現在稼働している分光器のうちで最高精度を誇る装置「ESPRESSO」の観測により、地球質量の約1.17倍という正確な値が得られた。
「第二の地球」候補、TRAPPIST-1惑星系の公転軌道面は傾いていない
2020/05/21
すばる望遠鏡による観測から、太陽系外惑星系「TRAPPIST-1」の惑星の公転軌道面が、太陽系の惑星と同様に主星の自転軸に対してほぼ垂直であることがわかった。地球に似た環境の惑星で、このような関係が示されたのは初めてのことだ。
フォーマルハウトb消失、系外惑星ではなかった可能性
2020/04/23
世界で初めて直接撮像により発見された系外惑星は、実在しなかったかもしれない。みなみのうお座の1等星フォーマルハウトを撮影したハッブル宇宙望遠鏡の画像に写っていた光の点は10年の時を経て消失しており、小天体同士の衝突で生じた一時的な輝きだった可能性があるという。
地球とよく似たサイズと温度の系外惑星、見落としからの発見
2020/04/22
運用を終了したNASAの探査衛星「ケプラー」の観測データを見直したところ、これまでケプラーが発見したどの系外惑星よりもサイズと温度が地球に近くハビタブルゾーンに位置する天体が新たに見つかった。
褐色矮星の風速を初測定、秒速650m
2020/04/16
赤外線天文衛星スピッツァーなどの観測から、恒星と惑星の中間的な質量を持つ天体である褐色矮星の表面におけるガスの移動速度が初めて計測され、太陽系で一番強い風が吹く海王星を超えていることが示された。