2019年10月20日 水星が東方最大離角

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10月20日、夕方の西南西の低空に見えている水星が、太陽から最も離れて東方最大離角となる。

星図

夕方の西南西の低空に見えている水星が、10月20日に太陽から最も離れて東方最大離角となる。

日の入り45分後の高度は約2度と非常に低く、最大離角とはいえ、とても見づらい。近くには金星も並んでいるが、金星ももちろん低いため見つけにくい。日の入りからなるべく早い時間のうちに、低空まで見晴らしの良いところで双眼鏡で探そう。

地球の内側を公転する水星は見かけ上、太陽から大きく離れることがないので、日の入り後の西の空か日の出前の東の空にしか見えない。今回のように太陽から東側に最も離れる「東方最大離角」のときには、日の入り後の西の低空に見える。

9~11月の見え方
9~11月の、日の入り30分後の水星と金星の位置(場所の設定は東京)。日付横の括弧内は等級

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