2018年10月22日 オリオン座流星群が極大

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10月22日、オリオン座流星群の活動が極大となる。満月前の月明かりの影響が大きいため、出現数は少ないとみられる。

星図

10月22日、オリオン座流星群の活動が極大となる。予測極大時刻は未明2時ごろで、22日の未明から明け方にかけてが見ごろとなる。

満月前の明るい月が3時ごろまで夜空を照らしているので、流れ星が見やすくなるのはそれ以降になりそうだ。この時間帯には放射点も高く昇っていて好都合である。空の条件の良いところで1時間あたり10個程度、空が明るいところや視界が開けていないところでは数個ほど見えると予想される。防寒の準備を万全にして、広く空を見渡そう。

母天体は5月のみずがめ座η流星群と同じくハレー彗星で、ハレー彗星の軌道は年に2回地球の軌道と近づいていることになる。そのハレー彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過することで、そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込み、上空100km前後で発光して見えるのが流星群の流れ星だ。

※10月17日更新:予想数を下方修正しました。