「はやぶさ2」のスイングバイ直前、「ステラナビゲータ10」の10.0eアップデータを緊急公開

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明日に迫った「はやぶさ2」のスイングバイを前に、11月26日に行われた軌道修正後の「はやぶさ2」の位置を正確にシミュレーションするため、天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ10」のアップデータを緊急公開しました。

【2015年12月2日 アストロアーツ

ステラナビゲータ10の10.0eアップデータは、去る11月26日に行われた「はやぶさ2」の軌道修正(TCM2)後の位置をより正確にシミュレーションするため、その経路情報を緊急更新するものです。以前のデータに比較して、地球最接近時付近の同時刻比較で最大450kmほど位置が変わっていますので、天球上の位置にも大きく影響します。そのため、特に観測や写真撮影をする方は必ずこのアップデータをお使いいただき、正確な位置をご確認ください

また、特集「『はやぶさ2』と旅する」のページでは、ステラナビゲータ10に「はやぶさ2」の経路を時刻目盛とともに表示できるデータをダウンロードできるサービスを用意しました。事前の確認や当日の観測にぜひご利用ください。なお、今回のデータの更新にともなって、12月2日(水)朝10時以前にこのデータ・ダウンロードサービスをご利用いただいていた方は、お手数ですが再度データの作成・ダウンロードを行ってください

この10.0eアップデータでは、上記以外にもNASAの探査機「ニューホライズンズ」が撮影した冥王星の様子を正しく再現するための冥王星の自転情報の更新など、いくつかのデータの更新や不具合の修正を行っています。

詳しい内容やダウンロード方法は、製品ページ内にあるアップデータのページをご覧ください。

「はやぶさ2」の位置を星図に表示
「はやぶさ2」の位置を星図に表示。経路の線は左から、那覇、東京、札幌。クリックで拡大


《10.0eアップデータのおもな改善点》

  • 小惑星探査機「はやぶさ2」の航行経路データを更新(TCM2に対応)
  • 冥王星の自転に関するデータを更新
  • 星雲星団マーク・名称表示に関する不具合を修正
  • 月探査機「かぐや」の航行経路の誤差を修正

《ステラナビゲータについて》

「ステラナビゲータ10」は、今夜の星空や星座、惑星の様子はもちろん、過去から未来までの20万年間に起こるあらゆる天文現象をリアルに再現できる、Windows用天文シミュレーションソフトウェアです。

星空のシミュレーションだけでなく、四季の星座や神話を紹介するプラネタリウム番組、おすすめの天文現象の情報をインターネットから取得してお知らせする機能、天体望遠鏡のコントロールなど、天文・宇宙を楽しむための多彩な機能が搭載されています。