2022年5月上旬 金星と木星が大接近

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4月下旬から5月上旬ごろ、明け方の東から東南東の低空で、金星と木星が大接近する。最接近は5月1日ごろ。

星図

4月下旬から5月上旬ごろ、明け方の東から東南東の低空で、明けの明星の金星と木星が大接近して見える。

最接近は5月1日ごろで、0.2度(満月の見かけ直径の4割程度)まで近づく超大接近となり、200倍程度の天体望遠鏡でも同一視野内に見える。また、前後数日間は双眼鏡の同一視野内で見ることができる。明るい2惑星が大接近している光景は、早朝ではあるが目を引くものとなるだろう。日の出1時間前の高度が約10度とかなり低いので、東の空が開けたところで観察しよう。金星と木星の右上のほうには火星も見えていて、火星と木星は今月下旬ごろに最接近する

2022年2~6月の、明け方の惑星集合の様子