2020年10月3日 月と火星が接近
10月3日の宵から4日の明け方、月齢16の満月過ぎの月と火星が接近して見える。
3日後に地球と最接近する火星はマイナス2.5等級と非常に明るく輝いている。丸く白い月と赤っぽい火星が一晩中並んで見えるので、大いに話題になるだろう。視直径は約23秒角となり、天体望遠鏡での観察も楽しみだ。3日後の地球最接近と比べて明るさも大きさもほとんど変わらないので、天体観察会などの機会があればぜひ望遠鏡で火星を見てみよう。次回の接近は10月29日から30日。
〈関連リンク〉
- 【特集】火星(2020年10月6日 地球最接近)
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