2020年10月29日 月と火星が接近
10月29日の宵から30日の未明、月齢13の満月前の月と火星が接近して見える。
今月初めに地球と最接近した火星は、引き続きマイナス2.2等級と明るく輝いている。丸く白い月と赤っぽい火星が一晩中並んで見える光景は、人目を引いて話題になるだろう。視直径もまだ約21秒角あり、地球最接近を過ぎたとはいえ見ごろの時期だ。比較的早い時間のうちに見やすい高さになるので、科学館や天文台の観察会に参加して天体望遠鏡で火星を見てみよう。次回の接近は11月26日。
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