「ステラナビゲータ10」10.0gアップデータ公開、うるう秒対応や不具合修正など

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天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ10」の10.0gアップデータを公開しました。2017年1月1日のうるう秒に対応したほか、位置推算や印刷機能などの不具合が修正されています。

【2016年9月14日 アストロアーツ9月26日 更新

※お詫び(9月26日13時追記)

9月14日に10.0gアップデータを一旦公開いたしましたが、これをインストールすると一部の環境でステラナビゲータが起動直後に強制終了することが判明したため、問題を修正の上再度公開いたしました。

9月14日公開の10.0gアップデータをインストールして上記の問題が発生しているお客様には、大変お手数をおかけしますが、「アップデータ」ページから改めてアップデータをダウンロードの上、インストールしていただければ幸いです。

ご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。


今回の10.0gアップデータでは、2017年1月1日に挿入されるうるう秒に対応しました。また、一部の彗星・小惑星で位置推算等の結果が正しくない問題や精細星図印刷時の恒星サイズが大きい問題など、不具合に対する修正も盛り込まれています。

2016年9月15日、静岡県富士宮市朝霧高原付近から見える中秋の名月
2016年9月15日、静岡県富士宮市朝霧高原付近から見える中秋の名月を星図に表示。クリックで拡大

アップデータのインストール方法

  1. 下記のいずれかの方法で10.0gアップデータファイルをダウンロードします。
  2. [ヘルプ]→[ステラナビゲータの更新確認]から
  3. 製品ページ内「アップデータ」ページから
  4. 10.0gアップデータファイル(Sn10up100g.exe)を、「ステラナビゲータ10」が起動されていない状態で実行します。

詳しくは、ステラナビゲータ10の「アップデータ」ページをご覧ください。ご不明な点は製品サポートページを参照のうえお問い合わせください。


《10.0gアップデータの詳細》

◆機能追加

  • 2017年1月1日のうるう秒に対応

◆修正された主な不具合

  • 10.0fアップデータをインストールすると複数の軌道要素データを含む彗星・小惑星で位置推算・天体グラフ・出没表に誤った結果が表示される問題を修正
  • Windowsをシャットダウンせずに通算25日以上起動していると望遠鏡の現在位置マークが星図画面に表示されなくなる問題を修正
  • 印刷時に視野円・写野角の線が凡例に重なって描かれる問題を修正
  • 「恒星」ダイアログで「星像」を1.0未満にしても精細星図印刷の結果に反映されない問題を修正
  • 精細星図印刷で描画される恒星のサイズが旧バージョンよりも大きい問題を修正
  • 「場所」ダイアログを閉じてもメモリ使用量やCPU使用率が元に戻らない問題を修正
  • 「恒星」ダイアログで拡張恒星データを使用し、限界等級の明るい側に14.2等より暗い値を指定すると「アプリケーションの内部エラー」になる問題を修正

《写野角データをデータ更新で配信開始》

9月7日より、ステラナビゲータ10の「データ更新」機能でカメラの写野角データを更新できるようになりました。今後定期的に新しいカメラ機種の写野角データを配信する予定です。

※ 写野角データの更新サービスは10.0gアップデータをインストールしていない環境でもご利用できます。


製品紹介・ご購入

「ステラナビゲータ10」は、今夜の星空や星座、惑星の様子はもちろん、過去から未来までの20万年間に起こるあらゆる天文現象をリアルに再現できる、Windows用天文シミュレーションソフトウェアです。

星空のシミュレーションだけでなく、四季の星座や神話を紹介するプラネタリウム番組、おすすめの天文現象の情報をインターネットから取得してお知らせする機能、天体望遠鏡のコントロールなど、天文・宇宙を楽しむための多彩な機能が搭載されています。

ステラナビゲータ10について、詳しくは製品ページをご参照ください。

ステラナビゲータ10製品ページ

ステラナビゲータ10のご購入についてはご購入ページをご参照ください。

ステラナビゲータ10購入ページ

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