2021年10月9日 10月りゅう座流星群が極大

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10月9日、10月りゅう座流星群の活動が極大となる。月明かりはないが活動は低調とみられる。

星図

10月9日、10月りゅう座流星群の活動が極大となる。予測極大時刻は明け方4時ごろで、8日深夜から9日未明にかけてが見ごろとなる。

今年の活動は低調とみられており、月明かりの影響はないものの、空の条件の良いところでも1時間あたり数個程度の出現と予想される。極大の時刻ごろには放射点が低いので、早めの時間帯のほうが見やすいかもしれない。もし目にできれば、対地速度が遅いので、ふわっとした独特の印象を受けるだろう。

「ジャコビニ流星群」という名称でも知られるこの流星群は、過去に何度か大出現を見せたことがあり、1933年や1946年には1時間あたり数千個もの流星を降らせた。近年では1985年、1998年、2011年と13年周期でかなり活発な活動が見られたほか、2018年にも1時間あたり数十個~100個というかなり活発な活動が北欧などで見られ話題となった。

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