天体撮影ソフト「ステラショット2」、3月26日発売予定!

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天体撮影ソフト「ステラショット」が約5年ぶりにアップグレード。最新版「ステラショット2」が3月26日発売予定です。北極星を使わない新しい極軸補正機能を搭載、キヤノンやニコンのミラーレス一眼、CMOSカメラの撮影に対応するなど、より使いやすくなりました。セット品の「GearBox」を使用すると赤道儀、カメラ、オートガイダーのワイヤレス制御も可能になります。

【2020年2月28日 アストロアーツ

自動導入望遠鏡(赤道儀)とデジタル一眼レフカメラ、オートガイダーをPCから制御して、星雲・星団などの天体を撮影するソフトウェア「ステラショット」が新しくなります。

パッケージ

新しい「ステラショット2」では新方式の極軸補正機能「スーパー・ポーラー・アライメント」を搭載。北極星が見えなくても極軸合わせが可能になります。また、ご要望の多かったキヤノンやニコンのミラーレス一眼カメラ、CMOSカメラの撮影にも対応しました。さらに撮影計画や撮影機能もパワーアップ、星図画面にも「導入」ボタンを配置するなど、より使いやすくなっています。

セット品のステラショット用コントロールボックス「GearBox」を使用すると、赤道儀、カメラ、オートガイダーのような機器をワイヤレスで操作できるようになり、ソニーのフルサイズミラーレス一眼α7シリーズなどにも対応します。

GearBox
GearBox(ギアボックス)。画像クリックで表示拡大

よりスマートに!さらに使いやすくなった「ステラショット2」を天体撮影にお役立てください。

■ おもな新機能の紹介

▶ スーパー・ポーラー・アライメント

北極星を使わない極軸補正機能を開発。夜空を撮影して極軸のずれを検出し、その後明るい星を導入して、画面でその星を中央になるように極軸を調整して合わせます。

スーパー・ポーラー・アライメント
製品画面(画面は開発中のものです)。画像クリックで表示拡大

▶ 天気を監視

ガイド星をモニターしながら雲の通過を検知し、自動で撮影を中断・再開。雲の合間の撮影を効率化します。

ガイド状態の表示
製品画面(画面は開発中のものです)。画像クリックで表示拡大

▶ 操作しやすいインターフェイス

星図画面内に「導入」ボタンを配置、ここからすぐに天体を導入できます。露出時間、ISO感度の選択はインジケータ式を採用し、操作性と視認性が向上します。

メイン画面
製品画面(画面は開発中のものです)。画像クリックで表示拡大

▶ キヤノンとニコンのミラーレス一眼とCMOSカメラの撮影に対応

ご要望の多かったキヤノン EOS R/RP、EOS Raとニコン Z 6/7/50に対応。さらに、ZWOやQHYCCDなどのCMOSカメラの撮影にも対応します。

▶ 微動導入に対応

ドイツ式赤道儀で鏡筒を東西反転せずに子午線を跨いで天体を導入できます。

▶ 撮影機能を強化

指定した時間間隔で天体を撮影できる「インターバル撮影」、人工衛星の予想位置に望遠鏡を待機させて撮影する「待ち伏せ撮影」、撮影時のカメラのぶれを防ぐ「ミラーアップ撮影」、連写機能で短時間にたくさんの枚数を撮影できる「バースト撮影」など、撮影機能を強化します。

▶ 撮影計画機能

星図の日時を変えて事前に撮影計画を立てられます。

▶ 「GearBox(ギアボックス)」でワイヤレス制御

セット品のWi-Fi内蔵ステラショット用コントロールボックス「GearBox」を使うと、赤道儀、カメラ、オートガイダーをワイヤレスで操作可能になります。さらに、ソニーのα7シリーズなどのカメラにも対応します。

※GearBoxの対応機器については「ステラショット2」の製品情報ページでご確認ください。

■ 発売予定日および価格

  • 発売予定日:2020年3月26日(木)
  • 価格:
    • ステラショット2 40,480円(税込)
    • ステラショット2+GearBox 62,480円(税込)
      ※「GearBox」の単体販売については未定です。

■ 旧バージョンからの優待アップグレードサービス

「ステラショット」の登録ユーザー様を対象に、特別優待価格でのアップグレードサービスを実施いたします。3月上旬より順次、ご登録住所宛にお申込書付きのご案内状をお送りいたします。

  • ステラショット2 25,000円(税込、送料込)
  • ステラショット2+GearBox 47,000円(税込、送料込)

※新規ユーザー登録や、ご登録情報の確認・変更は「アストロアーツ お客様ページ」よりお手続きをお願いいたします。

ステラショット2製品情報ページ

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