2018年11月 ウィルタネン彗星が6等前後

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11月ごろから来年1月中旬ごろまで、ウィルタネン彗星(46P)が比較的明るくなると予想されている。11月中は、ろ座からくじら座のあたりで6等前後の見込みだ。

星図

11月ごろから来年1月中旬ごろまで、ウィルタネン彗星(46P)が比較的明るくなって見えると予想されている。

11月中は南天のろ座からくじら座付近をゆっくり北上しており、宵から深夜に南の低空に見える。月初めのころは7等台だが、徐々に太陽と地球に近づくにつれて増光していき、月末ごろには5等台まで明るくなると予想される。目印になるような天体がない領域のため、星図をよく確認して、双眼鏡で探してみよう。23日の満月以降は、宵の早い時間帯であれば月明かりの影響も小さく、彗星の高度も比較的高いので、彗星の増光と合わせて条件が良くなる。12月以降はさらに明るく高くなる見込みなので期待したい。

ウィルタネン彗星は1948年1月にウィルタネンが発見した、公転周期約5.4年の周期彗星。彗星探査機「ロゼッタ」が、当初目標とした彗星だった。

11月中旬から12月中旬ごろの見え方
11月中旬から12月中旬ごろの見え方(場所の設定は東京)。日付横の括弧内は予想等級。彗星は模式的に表現している。画像クリックで表示拡大

赤道座標の星図
赤道座標の星図。日付横の括弧内は予想等級。彗星は模式的に表現している。画像クリックで表示拡大

※予想等級は10月19日時点のものです。COBSの観測データや吉田誠一さんのウェブページの情報などに基づいて計算しており、随時修正する可能性があります。