エクリプスナビゲータ2.5用 3月9日インドネシア皆既の月縁あり日食要素を公開

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今年3月9日にインドネシア~太平洋で見られる皆既日食を月縁形状を補正して正確に再現する、エクリプスナビゲータ Ver.2.5用日食要素データを無償公開しました。

【2016年1月25日 アストロアーツ

今年3月9日にインドネシアから北太平洋にかけて見られる皆既日食は、スマトラ島の西約1,450kmのインド洋上で始まり、インドネシアのスマトラ島・カリマンタン島・スラウェシ島・モルッカ諸島を通過してグアム島南方のカロリン諸島を抜けた付近で食分最大に達し、その後ハワイ諸島北方の北太平洋まで続きます。スマトラ島パレンバンでは現地時刻7時20分ごろ(日本時間9時20分ごろ)に継続時間1分50秒、モルッカ諸島のテルナテ島では現地時刻9時52分ごろ(日本時間9時52分ごろ)に継続時間2分40秒の皆既食となります。

また、日本を含む東アジアや東南アジア、オーストラリアなど広い範囲で部分食が見られます。

「エクリプスナビゲータ Ver.2.5」は、国立天文台またはNASAが公開している最新の日食要素(ベッセル要素)を用いて食の計算を行います。月縁の形状の影響を補正する機能も搭載され、接触時刻を高い精度で計算したりダイヤモンドリングのようすを正確にシミュレーションすることができます。

今回のデータ更新では、以下の5地点での月縁プロフィールを考慮した時刻補正データを配信いたします。

観測地 経緯度(世界測地系)
スマトラ島パレンバン 東経104度47分41秒、南緯03度00分50秒
カリマンタン島パランカラヤ 東経113度53分17秒、南緯02度10分39秒
カリマンタン島バリクパパン 東経116度27分25秒、南緯01度30分08秒
テルナテ島 東経127度22分54秒、北緯00度47分10秒
食分最大地点(Greatest Eclipse) 東経148度46分46.01秒、北緯10度06分46.50秒

「エクリプスナビゲータ Ver.2.5」で皆既日食を多角的にシミュレーション
インドネシア・スマトラ島パレンバンでのシミュレーション。日食帯地図や時刻表、天空表示、連続表示など、多角的に日食現象をシミュレーションできる。クリックで拡大

以下の手順でデータの更新を行ってください。データ更新の方法などに関してご不明な点は、製品サポート お問い合わせフォームよりご連絡ください。

※今回公開した日食要素は国立天文台の相馬充氏によるもので、日本の月探査機「かぐや」の地形データを使って計算した月縁の形状を含んでいます。

〈最新の「アップデータ」のインストール〉

ご注意:データ更新の前に、必ず最新の「アップデータ」をダウンロードの上、インストールしておいてください。製品のバージョンが2.5bより古いと、追加した日食要素が表示されません。製品のバージョンは、「ヘルプ」メニュー→「エクリプスナビゲータについて」から表示される「バージョン情報」ウィンドウで確認できます。

〈データの更新〉

「データ更新」ダイアログ
「データ更新」ダイアログで日食要素を選び、更新

  1. エクリプスナビゲータを起動し、「設定」メニュー → 「データ更新」を選択します
  2. 「データ更新」ダイアログで、日食名が「2016年03月09日 インドネシア・北太平洋皆既日食」になっている計6個のデータのチェックをオンにして更新を行ってください(その他の未更新データも必要に応じてチェックをオンにしてください)
  3. 「日食要素」メニューに各日食要素が新しく追加されますので、観測地に合わせていずれかを選んでお使いください

〈お知らせ〉

「インドネシア皆既日食 アストロアーツ/「星ナビ」協賛ツアー」

3月9日の「インドネシア皆既日食」は、2012年11月13日のオーストラリア・ケアンズでの皆既日食以来、久しぶりに日本から行きやすく手頃な観測ツアーが企画される日食です。現在、スマトラ島・カリマンタン(ボルネオ)島・テルナテ島を観測地とした星ナビ協賛「インドネシア皆既日食ツアー」の参加者を募集中です。

インドネシア皆既日食アストロアーツ/「星ナビ」協賛ツアー

『星ナビ』2016年3月号は「日食観察プレート」が付録

2月5日(金)発売予定の月刊『星ナビ』2016年3月号は「日食観察プレート」が付録。安全に太陽を観察でき、加工して日食めがねや撮影用フィルターを作ることもできます。

『星ナビ』2016年3月号

1月30日に「日食フェア2016」開催

1月30日(土)に東京・大田区で「日食フェア2016」開催。アストロアーツも出展し「エクリプスナビゲータ」や書籍等を特価販売します。

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