2020年8月9日 月と火星が接近
8月9日の深夜から10日の明け方、南東の空で月齢19の下弦前の月と火星が接近して見える。
地球との最接近を2か月後に控えた火星はマイナス1.3等級まで明るくなり、赤っぽい色もいっそう目立つようになっている。日付が変わるころには30度ほどの高さまで上っているので、夜更かしの人々の目を引く光景となるだろう。視直径は16秒角ほどまで大きくなっていて、天体望遠鏡での観察も楽しみだ。次回の接近は9月6日から7日。
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