板垣さん、おとめ座の銀河に超新星発見、154個目

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山形県の板垣公一さんが4月10日、おとめ座の銀河に超新星2020gdwを発見した。板垣さんの超新星発見は今年7個目、通算154個目。

【2020年4月28日 Transient Name Server

山形県の板垣公一さんが4月10日13時59分ごろ(世界時。日本時では22時59分ごろ)、おとめ座の銀河NGC 5111に15.8等の新天体を発見した。天体の位置は以下のとおり。

赤経  13h22m46.330s
赤緯 -12°59′25.50″(2000年分点)

おとめ座の新天体
おとめ座の新天体の発見画像(撮影:板垣さん)

NGC 5111周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
NGC 5111周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。画像クリックで星図拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について

2020gdkの符号が付けられた後、東広島天文台かなた望遠鏡の分光観測によりIa型超新星らしいことが確認された。

板垣さんの超新星発見は3月11日以来で、今年7個目、通算154個目(独立発見を含む)となった。

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