天体画像処理ソフト「ステライメージ8」が8.0iにアップデート キヤノン EOS RaやCMOSカラーカメラの自動処理に対応
【2020年4月28日 アストロアーツ】
今回の「8.0iアップデータ」では、キヤノン EOS Ra、ニコン Z 50、オリンパス OM-D E-M1 Mark III、ソニー α9 IIなどのRAWデータ読み込みに対応しました。
自動処理モードではQHYCCD、ZWOのCMOSカラーカメラで撮影したベイヤー配列のFITS画像を処理できるようになり、ステラショット2で撮影した画像を簡単に仕上げることができます。また、自動メトカーフコンポジットで画像マッチングに失敗することがある不具合についても対策されています。
アップデータについて詳しくはステライメージ8「アップデータページ」をご覧ください。ご不明な点は製品サポートページを参照のうえお問い合わせください。
望遠鏡の直焦点で撮影したアトラス彗星(C/2019 Y4)を自動メトカーフコンポジットで処理。天体名とカメラを選んで実行ボタンを押すと、彗星像が浮かび上がる。画像クリックで表示拡大
ステライメージについて
天体画像のRAW現像からコンポジットまでを自動化し、処理後の画像調整も簡単に行えるソフトウェアです。星雲・星団や惑星などにそれぞれ最適なフィルタや、彗星や小惑星の動きをコンポジットに反映する「自動メトカーフコンポジット」など、天体画像に特化した様々な機能を搭載しています。詳しくは製品ページをご参照ください。
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