【レポート】天文講習会「天体写真画像処理講座 2019前期」の1、2回目を開催

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2019年4月20日(土)と21日(日)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで「天体写真画像処理講座 2019前期(全4回)」の1回目と2回目の講座を開催しました。3回目、4回目の講座は、7月20日(土)と21日(日)に行います。

【2019年4月25日 アストロアーツ

2015年に企画された古庄 歩先生による「天体写真画像処理講座」は年々パワーアップし、毎回多くの方に参加いただいています。今回は東京近郊以外の方でも受講しやすいように、4月に第1回と第2回、7月に第3回と第4回と、いずれも土曜の午後と日曜の午前という日程とし、内容は昨秋大好評だった「天体写真画像処理講座 2018(全4回)」のリピート開催としました。埼玉、群馬、栃木、茨城の関東エリアのほか、北海道や東北、中京や関西など遠方から来られた受講者もいましたので、これまでよりは受講しやすかったと思われます。

4月20日(土)の午後に行った第1回「画像処理概論」は、本講座の特長でもある画像処理の“理屈”を学ぶという内容です。デジタルカメラのRAW画像の特徴、ビット深度と階調、階調とヒストグラム、ホットピクセルとダーク減算、ランダムノイズとコンポジット、フラット補正、フラットデータの作り方など、画像処理を行う上に知っておくべきことを図版を使って紹介し、画像処理の全体の流れなども解説しました。

翌21日(日)の第2回「ステライメージ8を使った基本処理」では、最初に前日の講座の復習をしてから、「ステライメージ8」の詳細編集モードでのキャリブレーション、RAW現像、コンポジット(スタッキング)、階調の調整、色調の調整など各処理のポイント、階調処理でのトーンカーブの使い方、テクニックを学習しました。講座の開始時間は午前10時30分でしたが15分前には受講者全員が揃うほど熱心で、とくに階調処理でのトーンカーブの使い方のコツはこれまでの講座と同じように今回も大好評でした。

なお講座の資料は、昨年の受講者のご要望に応じてA4サイズ1枚に2画面(従来は4画面)で印刷し、大きく見やすくしたものを配布しました。



第3回「ステライメージ8による追い込み処理」と第4回「アプリケーション連携とフラット補正」の講座は7月20日(土)と21日(日)の開催となります。

※第1回、第2回の講座を受講されなかった方でも受講できます。

「天体写真画像処理講座 2019前期(全4回)第3回 ステライメージ8による追い込み処理/第4回 アプリケーション連携とフラット補正」

■ 日時:
  • 第3回 7月20日(土) 13時30分~15時30分
  • 第4回 7月21日(日) 10時30分~12時30分
■ 場所:
■ 講師:
  • 古庄 歩(天文ライター、天体写真コンサルタント)
■ 講習内容:
  • 第3回:ステライメージ8のマルチバンドシャープ、選択マスク、擬似LRGB合成といった機能を紹介し使い方を解説します。
  • 第4回:周辺減光や光害を改善するための「フラット処理」について学んだあと、ステライメージでの周辺減光・カブリ補正の方法などを学びます。

受講申し込みサイトは5月25日ごろに公開予定ですが、池袋コミュニティ・カレッジ(TEL:03-5949-5488)にお電話をいただければご予約を承っています。詳しくは「アストロアーツ 天文講習会」のページをご覧ください。多くの方のご参加をお待ちしております。