2018年12月中旬 くじら座ο星ミラが極大のころ

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12月中旬ごろ、約332日周期で明るさが変わる変光星のくじら座ο星ミラが極大光度になるとみられている。双眼鏡で見てみよう。

星図

12月中旬ごろ、宵の南の空に見えているくじら座の胸のあたりに位置する、長周期変光星のο(オミクロン)星ミラが極大光度になるとみられている。

およそ332日の周期で2等級から10等級まで大きく明るさが変わる変光星だが、周期も極大時の明るさもばらつきがあるため、どの時期にどのくらいまで明るくなるかは実際に観察して確かめたい。3等級まで明るくなれば肉眼でも比較的簡単に見えるはずだ。赤っぽい色にも注目してみよう。写真に撮るなどして今年1月中旬ごろの極大期と比較もしてみたい。

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