AstroArts Topics

ヘッドライン

星ナビ11月号は「銀河鉄道の夜から100年」と「紫金山・アトラス彗星」

2024/10/02
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2024年11月号は10月4日(金)発売です。宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」執筆から100年。賢治の世界を旅してみませんか。見ごろが近づく「紫金山・アトラス彗星」の観測や撮影ポイント・最新情報も掲載。

2024年10月8日 10月りゅう座流星群が極大

2024/10/02
2024年10月8日、10月りゅう座流星群の活動が極大となる。8日宵から深夜が見やすい時間帯だ。

ブラックホールの自転による超高光度円盤の歳差運動を世界で初めて実証

2024/09/30
大規模数値シミュレーションから、ブラックホールを取り巻く高光度の降着円盤がブラックホールの自転によって歳差運動することが実証され、円盤の周期的光度変動がブラックホールの自転に起因する可能性が示された。

公式ブログ:【ステラショット3】彗星を留めて撮影!「メトカーフガイド」新搭載

連載・読み物
2024/09/30
ステラショット3.0jアップデータ(2024/9/27公開)で、移動天体を追尾して撮影する「メトカーフガイド機能」を搭載しました。

Sky-Watcherの天体撮影用鏡筒「HAC125」が新発売

2024/09/30
サイトロンジャパンから、球面主鏡と補正レンズで構成されたSky-Watcherの天体撮影用鏡筒「HAC125」が新発売。

「ステラショット3」3.0jアップデータ公開 彗星などの移動天体を追尾する「メトカーフガイド機能」を搭載

2024/09/27
天体撮影ソフトウェア「ステラショット3」をアップデートする「3.0jアップデータ」を公開しました。本アップデータでは、今話題の「紫金山・アトラス彗星」のような移動天体を追尾しながら撮影できる「メトカーフガイド機能」を新たに搭載しました。

タカハシの新型鏡筒「FCT-65D」、「FC-76DP」、「FS-60CP」新発売

2024/09/27
高橋製作所が、従来のFCTシリーズを進化させた小型マルチフォトビジュアル鏡筒「FCT-65D」を発売。FUレデューサーに対応した「FS-60CP」と「FC-76DP」も同時に新発売。

タカハシから高倍率天体観測の新時代を拓くオルソエクステンダー新発売

2024/09/27
高橋製作所から、販売終了した「エクステンダーC2×」に代わるコンバージョンレンズとして、同社が販売する現行の鏡筒シリーズや歴代FC/FSとFCTシリーズにも使用できるエクステンダー2種「オルソエクステンダー2×、4×」が新発売。

地上燃焼の理論でIa型超新星の爆発モデルの検証に成功

2024/09/26
地上の燃焼実験から裏付けられた理論を使って、Ia型超新星が起こす核融合燃焼の火炎の発生・消失を判定できることがわかった。地上実験の知見を宇宙物理の重要な問題に適用した画期的な成果だ。

H-IIAロケット49号機打ち上げ成功、情報収集衛星を搭載

2024/09/26
日本の情報収集衛星「レーダ8号機」を搭載したH-IIAロケット49号機が、9月26日に種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは計画通りに飛行し、衛星は正常に分離された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2024年10月3日 金環日食(南太平洋、チリ、アルゼンチン)

2024/09/26
2024年10月3日(日本時間、現地時間では2日)、イースター島、チリ、アルゼンチンなどで金環日食が見られる。

「はやぶさ2」が次に訪れる小惑星に「トリフネ」と命名

2024/09/25
小惑星探査機「はやぶさ2」が2026年7月にフライバイ探査をする小惑星の名称が、日本神話の神の名で、神が乗る船の名前でもある「Torifune(トリフネ)」に決まった。

太古の火星でホルムアルデヒドが有機物生成に寄与

2024/09/25
太古の火星大気中に存在するホルムアルデヒド内の炭素同位体比の変遷が大気進化モデルによって推定され、ホルムアルデヒドが火星有機物の起源であり、火星上で生命の材料となる分子が生成されていた可能性が示唆された。

「XRISM」の観測で超新星残骸、活動銀河核の新たな成果

2024/09/24
X線観測衛星「XRISM」の観測で、超新星残骸の鉄が100億度に達している様子がとらえられた。巨大ブラックホール周辺の構造など、他にも多くの観測成果が得られている。

2024年10月の星空ガイド

2024/09/24
見どころ/金星(夕方~宵)、火星(深夜~明け方)、木星(宵~明け方)、土星(夕方~未明)、紫金山・アトラス彗星(上旬の明け方、中旬以降の夕方~宵)/3日未明:南太平洋・南米金環日食/14日夕方~15日未明:月と土星が接近/17日:スーパームーン/23日深夜~24日明け方:月と火星が接近/26日ごろ夕方:金星とアンタレスが接近

4億6600万年前、地球には環があったかもしれない

2024/09/20
古生代オルドビス紀に地球への隕石衝突が急増した事象について、当時の地球には一時的に環が存在し、そこから隕石が降りそそいだためだとする研究結果が発表された。

天文書評&新刊情報『地球発!アストロアカデミー』『元素楽章』など5冊

連載・読み物
2024/09/20
星ナビ2024年9月号「ほんナビ」で紹介の5冊:📖うちゅうのお話20📖地球発!アストロアカデミー📖元素楽章📖知れば得する宇宙図鑑📖眠れない夜に読みたくなる宇宙の話80

2024年9月 紫金山・アトラス彗星が3等前後

2024/09/20
2024年9月下旬ごろ、紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)が3等前後で見えると予測されている。

鮮やかにとらえられた天の川銀河の最果ての星形成

2024/09/19
すばる望遠鏡が発見した天の川銀河の最果ての星形成領域を、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測して鮮明な画像を取得した。両望遠鏡がタッグを組んだ観測による興味深い成果だ。

活動銀河核とかげ座BLが増光

2024/09/18
活動銀河核のとかげ座BLが9月上旬に12等台まで明るくなった。今後の推移に注目したい。