2018年6月20日 ベスタがいて座で衝

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宵のころ南東の空に見えているいて座に位置する小惑星ベスタが、6月20日に衝となる。明るさは約5等級で、双眼鏡で見つけられる。

星図

宵のころ南東の空に見えているいて座で、6月20日に小惑星ベスタが衝となる。太陽‐地球‐ベスタがまっすぐに並び、一晩中見える時期だ。

明るさは約5等級で、空の条件が良ければ肉眼でも見えるほどの明るさだ。双眼鏡があればより見つけやすくなる。いて座にあってあまり高くならないので、街明かりの影響をなるべく避けて観察するようにしよう。このあたりは天の川が流れており見ものとなる星雲星団が多いほか、1週間後に衝となる土星も近くにある。一緒に観察したり写真撮影したりして楽しみたい。

ベスタは火星軌道と木星軌道の間の「小惑星帯」の中にあり、ケレス、パラス、ジュノーとともに「四大小惑星」とよばれる。1807年に発見された小惑星番号4番の小惑星で、直径は約520km(平均)。これは小惑星帯の天体の中では準惑星ケレスについで2番目の大きさだが、表面が太陽光を反射しやすいためケレスより明るく見える。

ベスタの位置 ベスタの位置
ベスタの位置。括弧内は等級。星図の星は8等級まで

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