2018年3月中旬 火星と干潟星雲、三裂星雲が大接近
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3月中旬から下旬の未明から明け方、南東の空に見えている火星が、いて座の干潟星雲と三裂星雲に大接近する。
最接近は3月20日ごろで、その前後の期間に火星は2つの星雲の間を西から東へと通り抜けていくように動く。やや低空での現象となるが、ぜひ双眼鏡や低倍率の天体望遠鏡で観察したい。望遠レンズでの撮影も挑戦してみよう。火星は今後さらに東へと移動していき、4月上旬に土星と大接近する。
3~5月の火星の動き。干潟星雲、三裂星雲との最接近は3月19、20日ごろ。その後、4月2日前後に球状星団M22との大接近、3日ごろに土星との大接近なども起こる
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