2017年2月下旬 火星と天王星が大接近

このエントリーをはてなブックマークに追加
2月下旬ごろ、宵の西の空で火星と天王星が大接近して見える。最接近は27日。

星図

2月下旬、夕方から宵の西の空に見えている火星が、天王星と大接近している。最接近は2月27日で、中倍率の天体望遠鏡の同一視野内に収まるほど近づく。天王星の明るさは約6等級で、1.3等級の火星と比べると70分の1ほどの明るさしかないが、双眼鏡を使えば簡単に見つけられるだろう。望遠鏡では天王星が青っぽく見えるので、火星の赤い色と比較してみるのも面白い。

星図
2月下旬から3月上旬の火星と天王星の位置。9等星まで表示

〈関連リンク〉