【レポート】星空写真と天体画像処理の講習会を開催

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4月25日(土)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで「星空写真」と「天体画像処理」の天文講習会が開催されました。次回の天文講習会は6月7日(日)に開催します。

【2015年4月30日 アストロアーツ

この天文講習会は、アストロアーツと池袋コミュニティ・カレッジが共同で開催したもので、今回は「星空写真入門」と「はじめての天体画像処理 星雲・星団編」の2つの講習が行われました。

午前10時30分からの「星空写真入門」では、月刊『星ナビ』で「銀ノ星」を連載している写真家の飯島 裕氏が約30名の受講者の前に同氏が使っている撮影機材を並べ、星空撮影に必要な機材、あると便利なツールを紹介しました。さらに撮影した作品を使いながら、ピント合わせの方法やヒストグラムの読み方、露出、絞り、シャッタースピードの関係などを解説しました。

「星空写真入門」講座の様子 「星空写真入門」講座の様子
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講習は入門者向けの内容でしたが、すでに天体写真を撮影した経験のある受講者からは高いレベルの質問も寄せられ、2時間の講習はあっと言う間に過ぎていきました。

午後1時30分からの「天体画像処理入門」の講習は、『星ナビ』で「星界一受けたい画像処理講座」や「すごい天体写真が撮りたい!」を連載した天文ライター・天体写真コンサルタントの古庄 歩氏が担当し、約50名が受講しました。古庄氏はスライドを使いながら、天文雑誌に入選するレベルの作品を仕上げるための“魔法”はないこと、撮影や画像処理は手間をかける必要があることなどを述べ、天体画像処理の基礎理論とステライメージを使った画像処理方法を解説しました。

「天体画像処理入門」講座の様子 「天体画像処理入門」講座の様子 クリックで画像拡大

講習は理論の解説が膨らんだため、素材を使った実習の解説時間が少なくなりましたが、受講者の多くはふだん聞くことのできない画像処理の基礎理論の説明を熱心に耳を傾けていました。天体画像処理の関心は高いようで、ステライメージの操作方法や画像処理の手順について、またもう少しレベルの高い中・上級の講習を望んでいる受講者の方も多いようでした。


天文講習会は今後定期的に開催する予定で、次回は6月7日(日)に行われます。

「星空写真入門」~ポータブル赤道儀を使った追尾撮影を学ぼう~

日時:
6月7日(日)10時30分~12時30分
場所:
池袋コミュニティ・カレッジ
講習内容:
“固定撮影”からステップアップしてポータブル赤道儀を使った“追尾撮影”をしてみようと思っている方や、追尾撮影をやってみたもののうまく撮れない方など、入門者向けの講習です。

「はじめての天体画像処理 星野写真編」~星野写真を美しく仕上げる画像処理を解説~

日時:
6月7日(日)13時30分~13時30分
場所:
池袋コミュニティ・カレッジ
講習内容:
ステライメージを使っているものの、正しい処理の順番が今ひとつ把握できない、最適なパラメータがわからず先に進めない、という人が多いように思えます。基礎理論をもう一度説明し、後半ではステライメージで行き詰まっている人のために、星野写真を素材にして画像処理のポイントを解説します。これから本格的に画像処理を行っていきたい人、体系立てた画像処理のノウハウを知りたい入門者向けの内容です。

現在、参加申し込みを受け付け中です。詳しくは「アストロアーツ 天文講習会」のページをご覧ください。

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