Hα対応で星雲を鮮やかにとらえる天体撮影専用カメラ 「OM SYSTEM OM-3 ASTRO」
【2026年2月11日 星ナビ編集部】
OMデジタルソリューションズは、同社の映像製品ブランド「OM SYSTEM」から、天体撮影に最適な光学特性を備えた「マイクロフォーサーズシステム規格」準拠のミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-3 ASTRO」(以下、OM-3 ASTRO)を2月27日に発売する。
OM-3 ASTROは、ミラーレス一眼カメラ「OM-3」をベースにした天体撮影専用カメラで、IRカットフィルターの光学特性を天体撮影用に最適化することで、天体写真愛好家が狙う水素のHα輝線を発する赤い星雲を色鮮やかに撮影することができる。OMSYSTEMのコンピュテーショナルフォトグラフィ機能に別売のボディーマウントフィルターや豊富なM.ZUIKO DIGITALレンズを合わせることで、星座、星景写真はもちろん、望遠鏡直焦点による星雲星団撮影といった本格的な天体写真まで幅広い表現を実現することができる。

OM SYSTEM OM-3 ASTRO(提供:OMデジタルソリューションズ株式会社、以下同)
なお、OM-3 ASTROの発売を記念して、OM SYSTEMオンラインストアでは、期間限定のお得なセット販売(ボディーマウントフィルターとのセット購入で最大30%オフ)や、30万円以上の購入で選べるe-GIFT券1万円分がもらえる「OM-3 ASTRO デビューキャンペーン」を2月10日(火)~3月6日(金)まで開催中だ(※期間内でも予定数に達した場合、事前に予告なく終了する場合あり)。
- ■ OM SYSTEM OM-3 ASTROの発売概要
-
- ブランド名:OM SYSTEM
- 商品名:
- OM SYSTEM OM-3 ASTRO(受注生産)
- ボディーマウント光害カットフィルター 「BMF-LPC01」(別売、発売済み)
- ボディーマウントソフトフィルター「BMF-SE01」(別売、発売済み)
- OM-3 ASTROの発売日:2月27日(金)
- 希望小売価格:
- OM SYSTEM OM-3 ASTRO:オープン価格 / OM SYSTEM オンラインストア限定3年保証付き:税込327,800円
- ボディーマウント光害カットフィルター「BMF-LPC01」:税込52,250円(税別47,500円)
- ボディーマウントソフトフィルター「BMF-SE01」:税込37,400円(税別34,000円)
- その他:OM-3 ASTROは受注生産のため、お届けまで最長1ヶ月ほどかかる場合あり。

■ OM-3 ASTROの主な特長
- 星雲などが放つ光の波長の1つであるHα線をとらえ、赤く美しい散光星雲をOM SYSTEM最高性能の画像処理エンジンTruePic X(トゥルーピックエックス)が鮮やかに高画質で撮影
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- 天体撮影で重要となるHα輝線の透過率が約100%となるよう、センサー前方に配置されているIRカットフィルターの光学特性を最適にチューニング。一般的なデジタルカメラでは撮影の難しい、Hα輝線により発光する星雲の美しい形と色を鮮やかにとらえることができる。
- 高感度に強い裏面照射積層型Live MOSセンサーとOM SYSTEM最高性能の画像処理エンジンTruePic Xと「OM SYSTEM OM-3」が持つカラープロファイルコントロール機能により、星の色、淡い星雲もよりクリアに再現し、高感度撮影でも解像感の高い画質を実現。
- カラープロファイルコントロール機能で、天体写真や星景写真をより印象的な表現に仕上げることができる。カスタムモードC1~C3には、COLOR1に赤い星雲などの天体撮影向け、COLOR2に星景撮影向けのカラープロファイルをプリセットしており、カスタムモードとカラープロファイルを組み合わせることで、手軽に印象的な星空撮影ができる。


星雲の撮影の比較。(左)「OM-3 ASTRO」で撮影、(右)「OM-3」で撮影。画像クリックで表示拡大
- 星景写真から天体撮影まで、幅広い撮影シーンをカバー
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- 広角から望遠まで、被写体に合わせて選べる多彩な「M.ZUIKO DIGITAL」レンズを組み合わせることで、星空の入った壮大な景色から、特定の星座や遠くの星雲まで、様々な天体を美しく撮影できる。また、市販のマイクロフォーサーズ対応のアダプターを介することで、天体望遠鏡に取り付けての撮影も可能。
- ハイレゾショット機能のスタッキング処理で、より高画質かつ高精細な撮影が可能
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- 「ハイレゾショット」は、複数枚撮影で得られた超高密度の画素情報により高画素撮影を実現するOM SYSTEMならではのコンピュテーショナル フォトグラフィ機能。 通常は手持ち撮影時に使用する「手持ちハイレゾショット」を、あえてカメラを三脚や赤道儀に固定した状態で使用することで、天体写真でよく使われる「スタッキング処理」をボディー内でワンショットで行うことができる(※3)。これにより高精細化に加え、ノイズ低減効果が得られる。
- 「手持ちハイレゾショット」は、撮影中に発生するわずかな位置ずれを利用し、12回撮影した画像をもとに約5,000万画素の高解像写真を生成する。画像合成の際に1枚1枚の画像の位置合わせを行うため、三脚に固定した状態で「手持ちハイレゾショット」撮影を実行することで、日周運動による星の動きが補正された合成画像が生成される(※3)。また、赤道儀使用時においては、追尾誤差で生じる星のずれが補正された合成画像が生成される(※3)。
(※3三脚での固定撮影の場合、1コマあたりの露出時間は星が点に写る程度のシャッタースピードに設定のこと。シーンにより、意図した合成画像が得られない場合があります)。
- 星空撮影に便利なカメラの設定をカスタムモードC1、C2、C3(モードダイヤル)に搭載
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- C1は、高精細な天体写真を撮影するモード(赤道儀で追尾しながら、連写した天体画像をカメラ内でスタック)
- C2は、手軽に星空を撮影するモード(三脚固定で連続撮影した星景写真・星野写真を、カメラ内でスタック)
- C3は、手持ちで星景写真を撮影するモード(S-AI Auto 手持ち撮影アシスト機能 On)

- 「OM-3」と同様に星空撮影に最適な多彩な機能を搭載
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- 星にフォーカスを合わせる「星空AF」
- 星の軌跡撮影に最適な「ライブコンポジット」機能(連写撮影しながら、カメラ内で比較明合成)
- 暗い環境下でも水平出しを容易にするデジタル水準器
- 長時間撮影に便利な、USB/PD規格対応デバイスからのUSB給電
- 暗い条件でも被写体の状況を明るく表示し、星空の構図合わせをサポートするナイトビュー
別売り関連製品
- 天体写真撮影に便利な2種類のフィルターを用意(※ボディーマウントフィルターは同時に2つ装着できません) 。
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- カメラボディー内部(マウント部とイメージセンサーの間)に取り付けるため、レンズを交換しても効果を得ることができる(※焦点距離が短いレンズの場合、周辺の像が流れる場合あり) 。また、レンズ前面にフィルターを取り付けるのが難しいフィッシュアイレンズや広角レンズでも使用可。
- ボディーマウント光害カットフィルター 「BMF-LPC01」(別売)
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- 光害カットフィルターは街明かりや街灯などの人工光源による光をカット。これにより夜空に色かぶりが生じるのを防いで、星雲や星座の本来の美しさをより鮮やかに写すことができる。また、地平線付近は最も光害の影響を受けやすいため、東の空から昇る星座や、西の空に沈む星座を撮影するときにも効果を発揮する。
(※6 対象機種:「E-M1 Mark III」、「OM-1」、「OM-1 Mark II」、「OM-3」、「E-M1 Mark III ASTRO」、「OM-3 ASTRO」。その他の対応機種については、OMデジタルソリューションズのウェブサイトにて確認のこと)
- ボディーマウントソフトフィルター 「BMF-SE01」(別売)
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- 高い解像力を誇る「M.ZUIKO DIGITAL」レンズは、理想光源である星をきれいな点画像として結像する。 その半面、多くの星が点画像として記録されるため、代表的な星が印象的に見えない場合がある。ソフトフィルター「BMF-SE01」を使うことで、点光源をにじませて強調する効果が得られ、輝きの強い星ほどにじんで大きく写すことができ、星の色も強調されるため、星や星座を際立たせることができる。
(※6 対象機種:「E-M1 Mark III」、「OM-1」、「OM-1 Mark II」、「OM-3」、「E-M1 Mark III ASTRO」、「OM-3 ASTRO」。その他の対応機種については、OMデジタルソリューションズのウェブサイトにて確認のこと)
![ボディーマウント光害カットフィルター 「BMF-LPC01」とボディーマウントソフトフィルター 「BMF-SE01」] ボディーマウント光害カットフィルター 「BMF-LPC01」とボディーマウントソフトフィルター 「BMF-SE01」](/article/assets/2026/02/52160_sub4.jpg)
(左)ボディーマウント光害カットフィルター 「BMF-LPC01」、(右)ボディーマウントソフトフィルター 「BMF-SE01」
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