9月20日申込受付開始!2017.8.21 アメリカ横断皆既日食ツアー

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2017年8月21日の「アメリカ横断皆既日食」まで1年を切った。アストロアーツ/「星ナビ」編集部では提携旅行社と日食観測ツアーを企画、9月13日にその詳細が発表された。

【2016年9月13日 星ナビ編集部天文ツアーデスク

2017年8月21日の「アメリカ横断皆既日食」は、夏休み中に起こるということと、日本から比較的アクセスしやすいアメリカ合衆国を皆既食帯が横断していることから、熱心な日食ファンのみならず「一度は家族みんなで見てみたい」という方にとって待ち遠しい日食となっている。アメリカ合衆国本土で皆既日食が見られるのは1979年2月26日以来38年ぶりのことで、現地では一般市民を含めての一大天文イベントとなることだろう。

そこで、アストロアーツ/「星ナビ」編集部では、セブンカルチャーネットワーク、クラブツーリズムとともに、安心して参加していただける協賛ツアーを企画、9月13日(火)に各旅行社から日食観測ツアーの詳細が発表された。なお、ツアーの申込受付は9月20日(火)から。


皆既食帯は太平洋に始まり、アメリカ合衆国を横断、大西洋で終わる

皆既日食は北太平洋上で始まり、アメリカ合衆国のオレゴン州に上陸して州都であるセイラムを通る。セイラムの東150kmほどにあるのがセブンカルチャーネットワークの日食ツアーの観測地、カニータ・リゾート&スパ。皆既食帯中心線から17kmほど北に位置していて、ホテルに居ながらにして皆既日食を楽しむことができる。

カニータ・リゾート&スパでの皆既日食の経過と時刻表
セブンカルチャーネットワークの日食ツアーの観測地、カニータ・リゾート&スパでの皆既日食の経過と時刻表。クリックで拡大

ここでは、現地時間の9時6分51秒から太陽が欠け始め、10時19分40秒に第2接触を迎え、継続時間1分56秒の皆既食となる。食の最大時の太陽の地平高度は41.5度と充分な高さがある。このとき、コロナをまとった太陽はしし座にあり、太陽の左下1度ほどに1等星レグルスを見つけ出すことができるだろう。

この後、皆既食帯はコロンビア高原を抜けてアイダホ州へ、さらにロッキー山脈を越えてワイオミング州に入り、ロッキー山脈の一部であるグランドティトン国立公園を抜けていく。このグランドティトン地域の皆既食帯内にホテルを確保しているのがクラブツーリズムの日食ツアー。ツアーが宿泊する2地域のひとつ、ティトンビレッジは中心線の4km南に位置している。さらに、大人数がゆったりと展開できるよう、アイダホ州のドリッグスに観測地が用意されている。

ドリッグスでの皆既日食の経過と時刻表
クラブツーリズムの日食ツアーの観測地、ドリッグスでの皆既日食の経過と時刻表。クリックで拡大

ここでは、現地時間10時16分24秒から太陽が欠け始め、11時34分18秒に第2接触を迎え、継続時間2分17秒の皆既食となる。食の最大時の太陽の地平高度は50度と充分な高さがある。皆既中の暗くなった空には、金星、火星、水星に加え、地平線近くに木星を認めることができるだろう。

皆既食帯は、ロッキー山脈を越えると、グレートプレーンズと呼ばれる大平原地帯に入る。そして、南限界線上にあるカンザスシティ、北限界線のすぐ北のセントルイス、ナッシュビル、コロンビアなど多くの都市を通り、サウスカロナイナ州から大西洋へと抜けていく。皆既食帯はその後、一度も陸上を通ることはなく大西洋上で地球を離れる。

皆既食帯
アメリカ合衆国を横断する皆既食帯は、多くの都市を通過していく。クリックで拡大

この皆既日食が通る陸地はアメリカ合衆国だけだが、陸上での長さは4200kmもある。皆既食帯を総合的に見ると、少しでも長い皆既継続時間を求めるのであれば、2分40秒の食分最大(Greatest Eclipse)地点を含む米国中東部が有利だが、統計的な過去の平均雲量データは皆既食帯西側の山岳地帯のほうが好条件だ。

協賛ツアー
アストロアーツ「天文ツアー」では、協賛ツアーのセブンカルチャーネットワークとクラブツーリズムの観測地を紹介している


「セブンカルチャーネットワーク」の協賛ツアー、詳細発表

セブンカルチャーネットワークは、オレゴン州のカニータ・リゾート&スパに宿泊して観測する9日間のツアープランを発表。

›› http://tabi.omni7.jp/7tabi/sp/eclipse/2017usa/

皆既日食観測後は、グランドキャニオン、ローウェル天文台、アリゾナ大隕石孔、キットピーク天文台などを巡る。


「クラブツーリズム」の協賛ツアー、詳細発表

クラブツーリズムの観測地は、アイダホ州のドリッグス。皆既食帯中心線から9km北のアウトドアイベント用の広大な広場。

›› http://www.club-t.com/special/theme/abroad-solareclipse/

宿泊地は、皆既食帯内のグランドティトン国立公園内に確保。8日間の観光充実プランでは、皆既日食観測後にイエローストーン国立公園を巡る。


星ナビ2016年10月号
好評販売中の「星ナビ」10月号では、アメリカ横断皆既日食の各協賛ツアーの観測地をレポート。特別付録の「日食リスト2050」は、2050年まで34年分の世界中の日食情報が詰まった「保存版」だ

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