2026年3月の星空

3日の皆既月食は、今年一番の大注目の天文現象。月が欠け始めるのは19時ごろから、満月が赤茶色になる皆既食は20時ごろから21時ごろまでと、見やすい時間帯に起こるのが嬉しい。特集ページYouTube動画特別付録付きの「星ナビ」などで準備をしっかりとして、「ひな祭り皆既月食」の観望や撮影を存分に楽しもう。

夕空には宵の明星の金星が見え始めている。まだかなり低いので、見晴らしの良いところで探そう。土星との接近(8日ごろ)細い月との共演(20日)なども楽しみだ。衝から2か月が過ぎた木星は少し暗く小さくなったものの、宵空高く輝き、引き続き見やすい。

星空の世界では冬の大三角が南西の空に移り、しし座おおぐま座うみへび座などが高度を上げてくる。華やかな冬からのどかな春へ、星空の印象の違いを感じてみよう。

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全天星図

全天星図

東京で15日の20時ごろ、南に向かって見上げたときの星空です。月初は21時ごろ、月末は19時ごろに同じような星空になります。
大阪では約20分後、福岡では約40分後に同様の星空になります。

主な天文現象

2日(月) レグルス食
3日(火) 皆既月食
8日ごろ 金星と土星が大接近
20日(金) 細い月と金星が接近
26日(木) 月と木星が接近
カレンダー(月齢と天文現象)

月、惑星

水星

  • 上旬:見えない
  • 中旬:見えない
  • 下旬:明け方 0.8等
  • 7日:内合
  • 16日:火星と最接近
  • 20日:留

金星

  • 上旬:夕方 -3.9等
  • 中旬:夕方 -3.9等
  • 下旬:夕方~宵 -3.9等

火星

  • 上旬:見えない
  • 中旬:見えない
  • 下旬:見えない
  • 16日:水星と最接近

木星▶ 特集ページ

  • 上旬:夕方~未明 -2.4等
  • 中旬:夕方~未明 -2.3等
  • 下旬:夕方~未明 -2.3等

土星▶ 特集ページ

  • 上旬:夕方 1.0等
  • 中旬:見えない
  • 下旬:見えない

天王星

  • 上旬:夕方~深夜 5.7等
  • 中旬:夕方~宵 5.8等
  • 下旬:夕方~宵 5.8等

海王星

  • 上旬:見えない
  • 中旬:見えない
  • 下旬:見えない
  • 7日:金星と最接近
  • 23日:合

主な彗星(~10等前半)、小惑星(~8等前半)

ビエシュホシュ彗星(C/2024 E1)

  • 上旬:夕方~宵 9等
  • 中旬:夕方~宵 10等