日食ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素を公開 10月14日金環日食の月縁補正に対応

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日食シミュレーション・撮影制御ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素データを無償公開しました。2023年10月14日に北・中央・南アメリカなどで見られる金環日食を、月縁形状を補正して正確に再現します。

【2023年9月15日 アストロアーツ

今年10月14日(世界時、日本時間では15日未明)にアメリカ大陸を縦断する金環日食の日食要素データを無償公開しました。

「エクリプスナビゲータ」は、国立天文台またはNASAが公開している最新の日食要素(ベッセル要素)を用いて食の計算を行います。月縁の形状の影響を補正する機能も搭載され、接触時刻を高い精度で計算することができます。

今回のデータ更新では「エクリプスナビゲータ4.5」用に、以下の5地点での月縁プロフィールを考慮した時刻補正データを配信いたします。

観測地 経緯度(世界測地系)
モニュメントバレー 西経110度6分43.54秒、北緯36度58分55.60秒
アルバカーキ 西経106度39分23.54秒、北緯35度5分7.33秒
サンアントニオ 西経98度29分0.77秒、北緯29度25分7.92秒
ウシュマル 西経89度46分10.82秒、北緯20度21分39.24秒
食分最大地点(Greatest Eclipse) 西経83度5分31秒、北緯11度22分5秒

「エクリプスナビゲータ4.5」で金環皆既日食を多角的にシミュレーション
メキシコ・ウシュマルでのシミュレーション。日食帯地図や時刻表、天空表示、連続表示など、多角的に日食現象をシミュレーションできる。画像クリックで表示拡大

※ 今回公開した日食要素は元国立天文台の相馬充氏によるもので、日本の月探査機「かぐや」の地形データを使って計算した月縁の形状を含んでいます。


〈データの更新〉

以下の手順でデータの更新を行ってください。データ更新の方法などに関してご不明な点は、製品サポート「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

1. 最新の「アップデータ」のインストール

ご注意:データ更新の前に、最新の「アップデータ」をダウンロードのうえインストールしてください。製品のバージョンは、「ヘルプ」メニュー→「エクリプスナビゲータについて」から表示される「バージョン情報」ウィンドウで確認できます。

2. データの更新

  1. エクリプスナビゲータを起動し、「設定」メニュー→「データ更新」を選択します
  2. 「データ更新」ダイアログで「更新方法:インターネット」を選択し、「更新をスキャンする」をクリックします
  3. 下記の項目のチェックをオンにして「更新を実行する」をクリックします
    • 「2023年10月14日 北・中央・南アメリカ縦断金環日食」
    • 「2023年10月14日 北・中央・南アメリカ縦断金環日食(月縁あり)」
    • 「2023年10月14日 北・中央・南アメリカ縦断金環日食(月縁あり・モニュメントバレー用)」
    • 「2023年10月14日 北・中央・南アメリカ縦断金環日食(月縁あり・アルバカーキ用)」
    • 「2023年10月14日 北・中央・南アメリカ縦断金環日食(月縁あり・サンアントニオ用)」
    • 「2023年10月14日 北・中央・南アメリカ縦断金環日食(月縁あり・ウシュマル用)」
  4. 更新が完了したら「閉じる」ボタンで「データ更新」ダイアログを閉じます
  5. 「日食要素」メニューに各日食要素が新しく追加されます。観測地に合わせていずれかを選んでお使いください

「データ更新」ダイアログ
「データ更新」ダイアログで日食要素を選び、更新

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