2020年12月 エラスムス彗星が5等前後

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11月下旬から12月上旬、エラスムス彗星(C/2020 S3)が5等前後まで明るくなると予想されている。明け方の南東の低空に見える。

星図

11月下旬から12月上旬、エラスムス彗星(C/2020 S3)が比較的明るくなると予想されている。おとめ座からてんびん座へと移動し、明け方の南東の低空に見える。

明るさは5等前後と予想されている。金星が近くに輝いているので、彗星の位置の見当をつけるのはそれほど難しくない。しかし、日の出1時間前の高度が10度前後とかなり低く、空の明るさや大気の影響などを強く受けるため、淡く拡散した彗星の像はかなり見づらくなる。観察するには経験や慣れと好条件の空が必要となり、簡単ではないが、意欲のある方は挑戦してみよう。

赤道座標の星図
赤道座標の星図。日付横の括弧内は予想等級。彗星は模式的に表現している。星図はステラナビゲータで作成。画像クリックで表示拡大

明け方の見え方
明け方の見え方(場所の設定は東京)。上は背景の星座に対する位置を表し、下は日の出1時間前の高度を表す。彗星は模式的に表現している。星図はステラナビゲータで作成。画像クリックで表示拡大

※星図中の予想等級は11月20日時点のものです。COBSの観測データや吉田誠一さんのウェブページの情報などに基づいて計算しており、随時修正する可能性があります。

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