【レポート】2月12日「デジタル一眼 星雲・星団撮影入門」講座

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アストロアーツは2月12日、これから星雲・星団写真を撮ってみたいという方を対象にした「デジタル一眼 星雲・星団撮影入門」セミナーを開催。最初の一歩を踏み出すための基礎知識や実践の流れを紹介しました。

【2018年2月15日 アストロアーツ

関東を襲った寒波もやわらいだ2月12日、3連休最終日の人出で賑わう東京・中野の中心街にあるケンコー・トキナー本社ビルで、アストロアーツ主催の「デジタル一眼 星雲・星団撮影入門」セミナーを開催しました。

このセミナーはこれから星雲・星団写真を撮ってみたいという方を対象に、その最初の一歩を踏み出すための基礎知識や実践の流れを紹介するという内容で、天体撮影歴ゼロの方から10年以上のベテランまで40名を超える参加申し込みをいただきました。

ビギナーからベテランまで多くの方が参加(撮影:アストロアーツ/会場協力:ケンコー・トキナー。以下同)

講師は、天体撮影ソフト「ステラショット」天体画像処理ソフト「ステライメージ」の開発者であるアストロアーツ上山。まずはスライド解説で「デジタル時代の天体撮影とは?」というところからひも解き、価格と性能を天秤にかけてのPCや赤道儀の選び方、上達のためのステップアップレシピなどを披露。さらには機材一式をその場で組み立てて「ステラショット」からの望遠鏡制御を実演しました。

極軸合わせやアラインメントなど従来の手間を大幅に軽減する「ステラショット」のメリットや「導入補正」機能の仕組みといったソフト操作面のみならず、バーティノフマスクを使ったピント合わせや撮影枚数・露出時間の設定などの細かいノウハウも交えた講義内容に参加者の皆様も興味津々。さらに天体画像処理ソフト「ステライメージ8」での一括コンポジットや、オリオン座大星雲の仕上げ調整といった画像処理の流れまでを一気に見ていただきました。

機材の選び方から撮影の実践、画像処理まで一連の流れを解説

質問コーナーでは、「ステラショット」を中心にソフトの機能やカメラの対応予定などの熱いご要望ご質問が相次ぎました。アストロアーツのソフト以外の全般的な質問ももちろん大歓迎でしたが、アンケートを見ると多くの参加者が「ステライメージ」をすでに使われており、「ステラショット」を導入検討するにあたってよく知りたいという目的で来てくださった方も少なくなかったようです。

アンケート結果では、天体撮影歴1年以下の参加者から「ちょうどよい難易度」(「易しすぎる」から「難しすぎる」までの5段階で平均2.8)で、「おおむね満足した」(平均4.2/5)との評価をいただき、初心者でも安心して聴講いただけたことが伺えます。やや意外な結果となったのは、撮影歴10年以上の方々からの「ちょうどよい難易度」(平均2.8)との評価で、天体撮影が何年やっても学ぶことの多い、奥深いものという表れかもしれません。

今回は天体撮影の手始めとなる部分を解説した腹八分の内容ということもあり、今後受けてみたい講座として「画像処理に特化したディープな内容」「ステラショットの実習」といった次のステップに向けての意欲が目立ちました。ご要望をふまえて今後の開催を検討いたします。

また、このたびのご好評にお応えして、同内容の講座を追加開催する予定です。アストロアーツが主催する天文講習会の詳細情報については、アストロアーツホームページメールマガジン「星空アナウンス」で随時お知らせしますのでぜひご注目ください。

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さらにパワーアップし、より使いやすくなった天体撮影ソフト。カメラ、赤道儀、オートガイダーをまとめて制御して、天体撮影をスマートに。

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