2017年11月中旬 金星と木星が大接近

このエントリーをはてなブックマークに追加
11月中旬ごろ、明け方の東の低空で金星と木星が大接近して見える。最接近は13日ごろ。

星図
囲み内は、金星を中心として木星の位置を示している

11月中旬ごろ、明け方の東の低空で金星と木星が大接近する。最接近は11月13日で、その間隔は約0.5度と月の見かけの大きさ程度まで近づき、50倍程度の天体望遠鏡の同一視野に収まる。日の出30分前の高度が5度前後と非常に低いので、東の空の見晴らしが良いところで観察するようにしよう。肉眼でもじゅうぶん見える明るさだが、双眼鏡を使うとより見やすいだろう。17日には月齢28の極細の月も並び、3天体の共演が楽しめる。

〈関連リンク〉