2016年10月21日 オリオン座流星群が極大

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10月21日、オリオン座流星群の活動が極大となる。21日の未明から明け方、もしくは22日の未明から明け方が一番の観察チャンスとなるが、下弦前の月が夜空を照らしているため流れ星は見えにくい。空の条件の良いところでも1時間あたり10個未満程度だろう。

星図

10月21日、オリオン座流星群の活動が極大となる。予測極大時刻は14時と日中なので、見やすいのは21日の未明から明け方、もしくは22日の未明から明け方となるが、どちらも下弦前の月が夜空を照らしているため流れ星は見えにくい。空の条件の良いところで1時間あたり10個未満、空が明るいところや視界が開けていないところでは2~3個ほどだろう。星座を眺めるついでに、気長に待ってみよう。

母天体は5月のみずがめ座η(エータ)流星群と同じくハレー彗星で、ハレー彗星の軌道は年に2回地球の軌道と近づいていることになる。そのハレー彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過することで、そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込み、上空100km前後で発光して見えるのが流星群の流れ星だ。

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