2026年1月7日 レグルス食

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2026年1月7日の1時ごろから2時30分ごろ、月がしし座の1等星レグルスを隠す恒星食が起こり、九州南部を除く日本の広範囲で見られる。

星図

1月7日の未明、月齢18の明るい月がしし座の1等星レグルスを隠す恒星食が起こり、日本の広範囲(佐賀県から宮崎県より南を除く)で見られる。日本で見られるレグルス食は昨年11月13日以来だ。

東京の場合、月の明るい縁にレグルスが潜入して隠れるのは1時17分ごろ、暗い縁からレグルスが出現するのは2時21分ごろとなる。潜入・出現の時刻や月の高度、月の縁のどこに見えるかは観察場所によって異なるので、シミュレーションで事前によく確かめておこう。

月のほうが圧倒的に明るいため、肉眼で見るのは難しい。双眼鏡や天体望遠鏡で観察しよう。今年は日本で3回レグルス食を見ることが可能で、次回は3月2日。

レグルスの潜入・出現位置と時刻
レグルスの潜入・出現位置と時刻(図は上が天の北)