2025年の暦要項発表、9月に皆既月食

このエントリーをはてなブックマークに追加
国立天文台から、来年2025年の「令和7(2025)年暦要項」が発表された。9月8日の未明~明け方に全国で皆既月食が見られる。伝統的七夕は8月29日、中秋の名月は10月6日。

【2024年2月1日 国立天文台

国立天文台では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星の視位置など諸暦象事項を推算し、「暦書」として「暦象年表」を発行している。ここから主要な項目を抜粋したものが暦要項で、国立天文台で推算した翌年の暦(国民の祝日、日曜表、二十四節気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食など)が掲載される。

暦要項は毎年2月の最初の官報で翌年分が発表されることになっており、今年も2月1日に「令和7(2025)年暦要項」が発表された。主な内容は以下のとおり。

令和7(2025)年の国民の祝日

祝日 日付 祝日 日付
元日 1月 1日 海の日 7月21日
成人の日 1月13日 山の日 8月11日
建国記念の日 2月11日 敬老の日 9月15日
天皇誕生日 2月23日 秋分の日 9月23日
春分の日 3月20日 スポーツの日 10月13日
昭和の日 4月29日 文化の日 11月 3日
憲法記念日 5月 3日 勤労感謝の日 11月23日
みどりの日 5月 4日
こどもの日 5月 5日
  • 2月24日、5月6日、11月24日は振替休日となる。また、上記のうち土曜日になるのは5月3日。

2025年の日食・月食など

2025年には、世界全体で日食が2回、月食(本影食)が2回起こる(以下で日時は日本時)。

日食

  • 3月29日:部分日食(北大西洋、ヨーロッパなど)
    日本からは全く見えない。
  • 9月22日:部分日食(タヒチなど)
    日本からは全く見えない。

月食

  • 3月14日:皆既月食(ハワイ、アメリカ、チリなど)
    日本では北海道、東北、関東東部などで、部分食の終わりごろの月が地平線から昇る(東京の場合、17時44分に月の出、その4分後の17時48分に部分食が終わる。時刻はステラナビゲータによる)。
  • 9月8日:皆既月食(アジアなど)
    日本ではほとんどの地域で、未明から明け方にかけて本影食(部分食、皆既食)の全過程が見られる(部分食開始:1時27分/皆既食開始:2時31分/食の最大:3時12分/皆既食終了:3時53分/部分食終了:4時56分。時刻はステラナビゲータによる)。

2025年9月8日の皆既月食
2025年9月8日の未明から明け方に皆既月食が起こる。皆既継続時間が1時間20分以上と長く楽しめるが、やや低いので事前に山や建物などを確認しておこう(「ステラナビゲータ」で作成)

惑星食

  • 日本からは2月1日の土星食(日本海沿岸、九州など、13時ごろ)、2月10日の火星食(北海道など、5時ごろ)、6月30日の火星食(北海道、9時ごろ)が見られる。
    世界全体では水星食1回/金星食1回/火星食4回/土星食2回/海王星食2回。

満月

  • 2025年の12回の満月のうち、最も大きく見えるもの(望の瞬間に月の地心距離が最小となるもの)は11月5日の満月(5~6日の月)。また、最も小さく見える(地心距離が最大となる)のは4月13日の満月(12~13日の月)。

その他

以下で「旧暦」は「かつて用いられていた天保暦と同様の決め方による暦」と考えるものとする。

  • 伝統的七夕:8月29日
    二十四節気の一つ「処暑」(2025年は8月23日)の直前の新月の日(旧暦の七月一日。2025年は処暑と同日の8月23日)を1日目として、7日目(旧暦七月七日)が伝統的七夕の日となる。
  • 中秋の名月:10月6日
    「秋分」(2025年は9月23日)の直前の新月の日(旧暦の八月一日。2025年は9月22日)を1日目として、15日目(旧暦八月十五日)が中秋の名月の日となる。日付上は満月の1日前になる。また「後の月(旧暦九月十三日)」の日は11月2日。

タグ