2024年1月4日 しぶんぎ座流星群が極大

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2024年1月4日、三大流星群の一つに数えられるしぶんぎ座流星群の活動が極大となる。1月4日の深夜から5日の未明が見ごろ。

星図

1月4日、しぶんぎ座流星群の活動が極大となる。極大時刻は18時ごろと予測されているが、この時間帯は放射点が低いため流星数は少ない。

5日未明には放射点の高度が上がってくるが、しぶんぎ座流星群は極大時刻の前後数時間に活動が集中するため、この時間帯にはすでに流星数が減っているとみられる。さらに下弦過ぎの月明かりもあり、今年の条件は良くない。年初めの運試しくらいの楽な気持ちで流れ星を待ってみよう。防寒の準備は万全に。

しぶんぎ座流星群は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群の一つで、うしかい座とりゅう座の境界付近にある放射点を中心として流れ星が流れる。「しぶんぎ座」という星座は今は存在しないが、かつてこのあたりに「へきめんしぶんぎ(壁面四分儀)座」という星座が設定されていたことからこの名前がついている。母天体ははっきりしていないが、小惑星2003 EH1が有力視されている。