アルマ望遠鏡10周年、アンテナ命名キャンペーン実施中

このエントリーをはてなブックマークに追加
アルマ望遠鏡の観測開始から10年を記念して、望遠鏡を構成する66台のアンテナに名前を付けるキャンペーンが始まった。締め切りは9月6日早朝。

【2021年8月31日 アルマ望遠鏡

チリのアルマ望遠鏡が2011年9月30日に初期科学運用を開始してから間もなく10年を迎える。

この10周年を祝い、アルマ望遠鏡を構成する66台のアンテナ一つ一つに名前を付けるキャンペーンが始まっている。

アルマ望遠鏡を構成する4種類のアンテナ
アルマ望遠鏡を構成する4種類のアンテナ。NRAO(北米)とヨーロッパ(ESO)が25台ずつ、東アジアが16台を開発した(提供:ALMA (ESO/NAOJ/NRAO))

■ 内容:
  • 以下のカテゴリーから選んで提案(一方のみでも可)
    1. アルマ望遠鏡に関係する天体名、またはアルマ望遠鏡から見ることができる南天の明るい天体名(日本語のローマ字表記も可)
    2. アルマ望遠鏡が立地する地域の伝統的な言語「クンザ(Kunza)語」
■ 応募:
■ 締切:
  • 2021年9月6日(月) 午前5時(日本時間)

記入例等、詳細はリリースページを参照のこと。

※国名と提案する名前はアルファベットで記入のこと。提案理由は日本語でも可。

募集した名前をもとに一次選考が行われ、その候補名からインターネット投票によってもとに66台のアンテナの名前が決定される。投票実施は9月下旬、最終結果の発表はアルマ望遠鏡が科学観測を開始してちょうど10年に当たる9月27日から10月3日の間となっている。

アルマ望遠鏡アンテナに名前をつけよう
(提供:ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), A. Marinkovic/X-Cam)

関連記事