探査機「ジュノー」、木星周回軌道からの初画像

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7月5日に木星周回軌道に入ったNASAの探査機「ジュノー」が、観測軌道から撮影した初画像の一部が公開された。木星の大赤斑やガリレオ衛星が見える。

【2016年7月13日 NASA

画像は、7月10日に木星から430万km離れたところから可視光線カラーカメラ「JunoCam」で撮影されたものだ。木星面の右のほうに大赤斑が見え、ガリレオ衛星も3つ写っている(もう1つのカリストは画面外の右上のほうにある)。

木星とイオ・エウロパ・ガニメデ
木星とイオ・エウロパ・ガニメデ(提供:NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS)

「JunoCamからこの画像が届いたということは、探査機や観測機器が木星の過酷な放射環境に耐えてくれたということです。木星の北極や南極の画像が待ちきれません」(米・サウスウエスト研究所 Scott Boltonさん)。

最初の木星周回は53.5日間かけて行われるが、その間にJunoCamは多くの画像を撮影予定だ。最初の高解像度画像は次にジュノーが木星に接近する8月27日に撮影される。ミッション全体ではジュノーは木星を37周する予定で、最接近時には4100kmまで木星に近づいて木星の大気や磁場、オーロラなどの調査を行う。

ジュノーが撮影した画像をステラナビゲータで再現
ジュノーが撮影した画像を、天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」で同じ日時に設定して再現

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