木星探査機「ジュノー」打ち上げ成功!

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【2011年8月8日 NASA

NASAの木星探査機「ジュノー」が無事打ち上げに成功した。ジュノーは木星以遠に到達する探査機としては初めて原子力電池を搭載しておらず、太陽電池で木星を目指す。木星への到着は2016年の予定だ。


「ジュノー」打ち上げの様子

「ジュノー」打ち上げの様子。クリックで拡大(提供:NASA)

2011年8月5日午後12時25分(米東部夏時間。日本時間翌6日午前1時25分)、米国フロリダ州にあるケープ・カナベラル空軍基地より木星探査機「ジュノー」を載せたアトラスVロケットが打ち上げられた。その後、探査機との通信が確立され、太陽電池パネルの展開も確認され、打ち上げは無事に成功した。

ジュノーは1989年に打ち上げられた「ガリレオ」以来となる木星探査機であり、5年かけて木星に到着する予定である。木星以遠の探査機としては初めて原子力電池を搭載せず、太陽電池を主な電力源としている。これは、太陽電池の性能が以前と比べ大幅に向上したことによって実現したものだ。

ジュノーという名前はローマ神話に登場する女神にちなんで付けられており、夫の「ジュピター」が雲のベールに隠している秘め事を見透かしたというエピソードがある。

そんなジュノーの目的は、木星の起源や進化を探って太陽系の起源に迫ることにある。木星は太陽系の中でも群を抜いて古い惑星であり、他の惑星や小惑星や彗星などと比較して様々な物質を含んでいると考えられる。

ジュノーは木星を33周する間に、神話と同様に木星を見透かし、搭載した8つの機器を駆使して木星の起源や構造、大気圏や磁気圏、そして内側に固体の核があるかなどを探る予定である。

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