おおぐま座の超新星SN 2026sqfが11等台に

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7月8日に発見された超新星SN 2026sqfが11等台まで明るくなっている。かなり低い位置だが、観測したい対象だ。

【2026年8月25日 高橋進さん/Transient Name Server

米・ユタ大学のPatrick Wigginsさんが7月8日6時01分(世界時。日本時では15時01分ごろ)に、おおぐま座の銀河NGC 3310に12.9等の超新星を発見しました。NGC 3310は4600万光年彼方の銀河で、星形成活動が活発なスターバースト銀河の一つです。超新星も数多く出現していて、今回の超新星SN 2026sqfで5個目になります。

超新星SN 2026sqf
超新星SN 2026sqf(撮影:佐野康男さん

発見直後に行われた分光観測では質量崩壊型のII型超新星と思われていましたが、その後の観測から、Ia-CSM型と呼ばれる超高輝度超新星とみられています。発見後もゆっくりと増光し、7月下旬には11等になり、その後は明るい状態が続いています。

光度曲線
SN 2026sqfの光度曲線(Latest SupernovaeウェブページおよびVSOLJデータベースより高橋さん作成)

超新星が出現した銀河NGC 3310は、北斗七星の斗(ます)の辺りにあります。今の時期はおおぐま座が低く、超新星の高度は薄明終了時/薄明開始時で10度前後しかありません。とはいえ、これほど明るい超新星は数年に一度クラスの貴重なものです。観測や撮影が可能な方は、ぜひ挑戦してみてください。

NGC 3310周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
NGC 3310周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。画像クリックで星図拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について

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