30周年を迎える天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」

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最初のステラナビゲータがフロッピーディスク2枚組で発売されたのは1992年7月28日のこと。そのステラナビゲータが、この夏に30周年を迎えます。

【2022年7月22日 アストロアーツ

初代ステラナビゲータ

「ハイパーリアル天文シミュレーション」という形容を冠したPC-9801用MS-DOS版ステラナビゲータは、10MHz動作の16ビットCPU、640KBのメモリと640×400ドットのモニターで動作していました。テキストやキーボード操作が主流だった当時のパソコンソフトにあって、マウスUIのウィンドウシステムを採用した画期的な使いやすさ、多彩なシミュレーション機能、グラフィック表示の美しさは類を見ないものでした。

そこから30年の月日が流れ、現在の平均的なPCは、画面の解像度で当時の10倍、CPUクロックで400倍、メモリ容量にいたっては1万倍以上という性能になっています。現在のPCで稼働する最新のステラナビゲータは、30年前とは比較にならないほどの高度な計算能力、多彩な機能を備え、またグラフィックス表示のリアルさにも定評をいただいています。

ステラナビゲータシリーズ

性能面の向上もさることながら、「星を見たい、そのための最強のパソコンソフトが欲しい」という思いを込めて、ステラナビゲータは進化してきました。もちろんユーザーの皆様からの様々なご意見や激励なくしては現在のステラナビゲータはありません。まさに、日本の天文ファンの思いがこのソフトウェアに込められていると考え、スタッフ一同心から感謝しています。

ステラナビゲータ30周年 特設ページ

そして、これからもステラナビゲータは進化を続けます。ステラナビゲータをはじめ、アストロアーツの製品ならびにサービスを、今後ともよろしくお願いいたします。

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