グランドオープン!コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA

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LEDドームでドリンク片手に新感覚の宇宙体験ができるプラネタリウムが、横浜のみなとみらい地区に登場した。

【2022年4月4日 星ナビ編集部

3月24日(木)、「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA(以下、プラネタリアYOKOHAMA)」がグランドオープンした。場所は横浜駅のすぐ近く、横浜駅からみなとみらい21地区への玄関口となる超高層ビル「横濱ゲートタワー」の低層部2階だ。みなとみらい線新高島駅1番出口からは徒歩1分というロケーション。

映像システムはLEDドームシステム「DYNAVISION®-LED」が導入された。直径15mのまるい天井そのものがLEDディスプレイとなっていて、多数のLED(発光ダイオード)が光ることで映像コンテンツを表示する。同様のシステムは2021年10月に名古屋でオープンした「コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA」に初導入されて話題となったが、首都圏では「プラネタリアYOKOHAMA」が初となる。漆黒の夜空に輝く星々はきらびやかで美しく、明るい全天周映像も色鮮やかに映し出される。

ドーム内の様子
LEDのドームの映像は明るく精細。“映える”宇宙を切り撮ろう

横濱ゲートタワーは2021年9月に竣工したばかりのビルで、3月24日朝にはドーム内にて全体のセレモニーなどが行われた。挨拶に立った古瀬弘康さん(コニカミノルタプラネタリウム株式会社代表取締役社長兼CEO)は、同社が直接運営するプラネタリウムとしては5館目であることを紹介し「直営館は年間100万人以上のお客様に来ていただいています。横浜も年間数十万人のお客様をお呼びしたい。とくに女性の方々、若い女性の方々、元町など散策されている方々にこちらのほうまで足を向けていただければ」と、みなとみらい地区発展への思いを述べた。またプラネタリウムというだけでなく、イベントスペースとしても活用してほしいと呼びかけた。

オープニング作品「Space Voyage #ファインダー越しの私の宇宙」は、宇宙観光の擬似体験をしながら、自分のスマートフォンで写真撮影ができるという、SNS時代ならではの全天周映像作品。実写の宇宙映像やCGが巧みに組み合わされ、地球近傍から宇宙大規模構造まで宇宙の景観をめぐる旅に出る。シャッターチャンスを狙って上映中にSNSでシェアすることもできる。さらに本編終了後には自由に立ち歩いての撮影OKタイムも設けられている。プラネタリウム鑑賞としてはこれまでにない体験だ。

ギフトショップ、カフェ
(左)星グッズなどを買えるギフトショップ、(中)テイクアウトもできるカフェ、(右)オープニングセレモニーで挨拶する古瀬さん

エントランスにはカフェやギフトショップも併設されていて、個性あふれる飲食メニューはドーム内へも持ち込み可能。ビールやカクテルなどアルコール類も販売されている。座席の肘掛けにはドリンクホルダーがあり、上映中も飲食しながらくつろげる。これら上質な時間を楽しむためのサービスもプラネタリアYOKOHAMAの魅力といえるだろう。

座席数は一般席162席、プレミアムシート4席、車椅子スペース4か所。夜間の上映回も設定されている。チケットはオンラインでの予約がおすすめだ。お出かけの際はスマホの充電をお忘れなく。

5月2日(月)発売の星ナビ6月号では、より詳しいレポートを掲載する。

(取材協力/大川拓也さん)

《コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA》

■ 場所:
  • 神奈川県横浜市西区高島町一丁目2番5号横濱ゲートタワー2F
■ 営業時間:
  • 平日 10:30~21:00(カフェ 10:30~21:00)
  • 土日祝日 10:00~21:40(カフェ 10:00~21:40)
■ 料金:
  • 一般シート 大人(中学生以上)1600円/こども(4歳以上)1000円
  • プレミアムシート・プラネットシート 一律4200円(小学生以上2名まで)
■ 詳細:

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