プラネで「ぐっすり」全国46施設で「熟睡プラ寝たリウム」

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眠くなっても大丈夫、むしろ「解説員が全力で寝かせにかかる」プラネタリウム、その名も「熟睡プラ寝たリウム」が今年も全国各地で実施される。

【2019年11月21日 星ナビ編集部

お知らせ:星ナビ編集部

毎年、勤労感謝の日を中心に各地で開催される「全国一斉 熟睡プラ寝たリウム」は、お客さんに日頃の疲れを癒してもらう「眠ってもいいプラネタリウム投影」だ。それぞれの施設が工夫を凝らし、あの手この手でお客さんを快眠の世界へ誘う。静かな音楽をかけたり、ゆったりした語り口に徹したりといった演出のほか、枕の持ち込みの許可やいびき席の用意など、施設ごとの個性あふれる対応も魅力だ。投影が終わるまで寝ないで過ごした人には、「完徹証明書」が配布されることも。

2011年に兵庫県の明石市立天文科学館で初めて実施されて以来、参加する施設は毎年増え続け、2019年には46か所にものぼることになった。明石市立天文科学館の井上毅館長は「今年も熟睡プラ寝たリウムのシーズンがやってきました。今年は過去最高の参加館数となり、各施設、各担当者がよく練ったネタでプラ寝たリウムの世界に誘います。星空の下で眠る最高に幸せな時間を過ごして☆いです」とコメント。

「プラネタリウムに行くと、どうも眠くなっちゃって」という人でも、心おきなくぐっすりできるチャンス(?)。もちろん、解説員の眠らせテクニックに抗ってしっかりと星空を楽しむのもいい。友達や家族を誘って、暖かいドームの中でうつらうつらする幸せな時間を過ごしに行こう。

ポスター
(左)2015年の明石市立天文科学館での「熟睡プラ寝たリウム」(撮影/安藤宏)。(右)2019年のポスターには、ギリシア神話の登場人物や動物、怪物たちがプラネタリウムで眠る姿が描かれている(イラスト/八王子)

2019年の「熟睡プラ寝たリウム」実施施設は以下のサイトより確認できます。

詳しくは各施設へ直接お問い合わせください。

■ お詫びと訂正

星ナビ12月号イベント情報コーナー「パオナビ」(p70)にて、一部施設の「熟睡プラ寝たリウム」投影時刻・定員数を誤って掲載しておりました。お詫びして訂正いたします。正確な情報は以下をご覧ください。

訂正情報
誤りを掲載した11施設の、正しい投影時刻と定員数。画像クリックで表示拡大

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