ガガーリン50周年式典で日本人宇宙飛行士らにメダル授与

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【2011年4月15日 JAXA

4月12日にモスクワで行われたガガーリン50周年記念式典にJAXAの野口聡一宇宙飛行士が参加し、ロシアのメドベージェフ大統領から有人宇宙開発への貢献を称えるメダルを授与された。同賞には日本から若田光一氏と秋山豊寛氏も選ばれている。


(野口宇宙飛行士の画像)

2010年6月、国際宇宙ステーションでの長期滞在を終えソユーズ宇宙船で帰還した野口宇宙飛行士(提供:JAXA/NASA/Bill Ingalls)

ガガーリン宇宙飛行士(旧ソ連)が人類初の宇宙飛行を達成した1961年4月12日から50周年を迎えたロシアでは、首都モスクワやその郊外にある「星の街」(ガガーリン宇宙飛行士訓練センター)を中心にさまざまな祝賀イベントが開催されている。

4月12日にはモスクワのクレムリン宮殿で、有人宇宙開発に貢献した約60名の外国人宇宙飛行士に対しその国際的功績を称えるメダル「Medal award for contribution in space development」(宇宙開発功労賞)の授賞式典が行われた。

日本からは、野口聡一氏と若田光一氏の2人のJAXA宇宙飛行士、そして1990年にソユーズに搭乗し日本人初の宇宙飛行士となった秋山豊寛氏が同賞に選ばれている。

他13名の宇宙飛行士とともに式典に参加し、ロシアのメドベージェフ大統領からメダルを授与された野口宇宙飛行士は「大震災後の各国からの援助に対し、心より御礼申し上げます。このメダルを震災の被災地の方々へ捧げたいと思います。」とロシア語で感謝の意を述べた。

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