三度目の正直で晴天に恵まれた「星と自然のフェスタ」

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「北八ヶ岳・小海 星と自然のフェスタ」が長野県小海町で開催され、3回目となる今回は、前年の倍近い1000人以上の来場者で賑わいをみせた。

【2019年10月31日 星ナビ編集部

取材・報告:渡邉耕平

10月25日(金)から27日(日)の3日間で開催された「北八ヶ岳・小海星と自然のフェスタ」。会場となるのは2017年の第1回、昨年の第2回に続いて長野県小海町、八ヶ岳の中腹にあるリエックスホテルだ。標高はおよそ1400m、八ヶ岳の澄んだ空気で、光害とは無縁の「日本一星に近い星フェス」といえる。

第1回、第2回は天候には恵まれず、台風で途中中止となったこともあったが、三度目の正直となる今回の会期中はすばらしい星空が参加者を歓迎してくれた。晴天であったことも幸いして、会場へは3日間でのべ1000人ほどが訪れたとのこと。講演会や大抽選会など、さまざまな催しで大いに賑わった。

大抽選会の様子
地元や出展者から提供された商品が抽選で当たる大抽選会はこのイベント一番の目玉だ。最終日も、最後のプログラムまでたくさんの人で賑わっていた

「星と自然のフェスタ」という名前のとおり、バードウォッチングや木工など、星だけではない様々な自然と触れ合えるのがこのイベントの特徴でもある。分野は異なっても同じ「自然」を愛する者同士、すぐに打ち解けあって会場では交流が盛んに行われていた。キッチンカーなどのフードコーナーやクラフトブースも充実しており、同行の家族や小さい子供も退屈せずにイベントを楽しむことができる。

天体望遠鏡メーカーやカメラメーカーの出店のほか、バラエティに富んだ多数の講習会もこのイベントの特徴といえる。アストロアーツからは上山治貴による「誰でもわかる天体画像処理」を実施。また「銀ノ星」連載の飯島裕さんによる「プロが教える星景写真の撮り方」など、メーカースタッフや天文普及のプロフェッショナルによる「その道」の各種テクニックが披露された。

会場の様子と星空
(左)メーカーも多数出店し、掘り出し物を求める天文ファンが殺到した。(右)夜には星空が見え、展示されている望遠鏡や参加者が持ち込んだ望遠鏡で盛んに観望が行われていた

開催3回目のまだ新しいイベントだが、来場者の意見を積極的に取り入れ、町も一丸となって盛り上げている今一番勢いのあるイベントの一つだ。来年の開催が今から待ち遠しい。

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