星座八十八夜:秋

このエントリーをはてなブックマークに追加

秋の星座

天の川の濃いところを含む夏の星座が西に傾き、秋の星座が頭上に昇るようになると、なんとなく寂しくなります。それもそのはず、秋の星座には明るい星を含むものが少なく、1等星が1つしかないためです。

秋の星座は、黄道十二星座では、〈やぎ座〉〈みずがめ座〉〈うお座〉〈おひつじ座〉が並んでいます。黄道の北側には、秋の星座の目印となる秋の四辺形を含む〈ペガスス座〉と〈アンドロメダ座〉が並び、ほかに〈こうま座〉〈とかげ座〉〈さんかく座〉そして〈ペルセウス座〉があります。黄道の南側には、〈みなみのうお座〉〈くじら座〉のほか、〈けんびきょう座〉〈ちょうこくしつ座〉といったマイナーな星座も含まれます。北天の星座では、〈カシオペヤ座〉と〈ケフェウス座〉が秋の星座とされています。

秋の星空は、輝きのきらびやかさこそありませんが、勇者ペルセウスにちなむ壮大な神話物語がかくされていて古代の人々の営みに思いをはせることができます。

秋の南の星空

秋の星座の一覧

※各星座のアイコンや名称から記事にリンクしています。

「星座八十八夜」トップページ