星ナビ9月号は「天文“適”カメラ」と「冥王星フライバイ」
【2015年8月3日 アストロアーツ】
最接近直前の7月13日に約77万kmの距離から撮影された冥王星と、約47万kmの距離から撮影された衛星カロンを合成しました。
天文“適”カメラ2015「天の川が見えるミラーレス」&「メーカー純正のHα改造機」
新機種発売のペースはひところほどの勢いはないとはいえ、デジタルカメラの性能向上はとどまるところをしりません。天体写真に適する「天文“適”カメラ」の動向と、特に注目したい2つの機種「オリンパスOM-D E-M5 MarkII」「ニコン D810A」の試用レポートをお届けします。
太陽系の果てで息づく冥王星
7月15日、ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所とNASAは、探査機「ニューホライズンズ」が冥王星への最接近を果たしたことを発表しました。冥王星フライバイを成功させたニューホライズンズは、人々の予想をはるかに超える興味深い天体たちの姿を送ってきています。
終戦から70年「新聞にみる戦時の天文報道」
戦前から戦後にかけては、天文現象や彗星発見の報道も国威発揚の手段として紙面を飾っていました。最も報道が過熱した天文現象である皆既日食を中心に、戦時中の天文・科学に関する記事を紹介し、当時のようすを伝えます。
天文学の20世紀 近代天文学の開拓者たち 16「ジェラルド・カイパー」
ジェラルド・カイパーは1905年、オランダに生まれました。大学・大学院では恒星の研究を行いますが、第二次世界大戦後に惑星科学へと大きく舵をきりました。カイパーベルトの提唱が有名ですが、月・惑星研究所の創設や赤外線天文学への貢献、アポロ計画への助言など、広い分野で活躍しています。
星の写真調整13「『アンシャープマスク』のパラメータ」
「アンシャープマスク」は写真のシャープ感を高めることができますが、どのような仕組みでシャープ感を増すのでしょうか。アンシャープマスクの原理とパラメータについて解説していきます。
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