Player Oneの天体撮影用CMOSカメラ「XENA 585M」が新発売
【2026年6月12日 星ナビ編集部】
サイトロンジャパンが、Player One Astronomy社の天体撮影用CMOSカメラ「XENA 585M(ジーナ 585 エム)」を6月9日(火)に発売。
XENA 585Mは、SONY製1.2型IMX585センサーを採用した裏面照射型モノクロCMOSカメラ。0.7e-という驚異的な低読み出しノイズの実現により、クリアな画像が得られる。そのほか、キャプチャーソフトで撮影モードを切り替えると、月や太陽など輝度差のある天体や星雲の撮影に最適なHDRモードを使用できる。また長時間露光の写真でも高いクオリティが得られる「ノンアンプグロー」機能も搭載している。

XENA 585M(提供:株式会社サイトロンジャパン、以下同)
■発売概要
- ブランド:Player One
- 製品名:XENA 585M
- 希望小売価格:オープン価格
- 予想市場価格:税込72,000 円前後(※サイトロンジャパンによる予想価格であり、実売価格とは異なる)
- 直営店「シュミット」価格:税込71,500円
- その他:取り扱いは天体望遠鏡専門店およびサイトロンジャパン直営店限定のみ
■製品特長
- 裏面照射型モノクロCMOSセンサーIMX585を採用
-
- SONY製1.2型IMX585センサーを採用した裏面照射型モノクロCMOSカメラ。IMX585は約830万画素の解像度、2.9μmピクセル、47ke-のフルウェル容量を備え、ガイドカメラとしてはもちろん、ディープスカイ撮影でも高い階調表現と低ノイズを両立する。
- 最大飽和電荷容量(FullWell)47ke-により、広いダイナミックレンジを活かした撮影が行える。
- ゲインが210以上になると自動的にHCG(ハイコンバージョンゲイン)モードに切り替わり、読み出しノイズを抑える。最小で0.7e-という驚異的な低読み出しノイズを実現。
- 同ブランドのCeresシリーズやSednaシリーズとは異なり、DDR3 128MBのメモリを搭載。フレームのドロップを回避し、読み出しを安定させることで読み出しノイズを大幅に減らす効果がある。

分光感度特性
- HDR(ハイダイナミックレンジ)モードに対応
-
- キャプチャーソフトで撮影モードを切り替えることでHDRモードを使用できる。HDRモードは、月や太陽などの輝度差のある惑星や星雲の撮影に最適(※HDRモードは全対象のHDR効果を保証するものではない。対応キャプチャーソフトは、SharpCap / N.I.N.A. / FireCapture(2026年6月時点))。
- ノンアンプグロー機能搭載
-
- センサーや回路から発生する熱や、赤外線によるカブリを押さえ、長時間露光の写真でも高いクオリティを得られる「ノンアンプグロー」機能を搭載。
- DPS(デッドピクセルサプレッション)機能
-
- ホットピクセルやクールピクセルといった、撮影に不要なデッドピクセルを自動的に取り除くことで、ダーク減算を行うことなくクオリティの高い画像を得られる。

DPS機能
- 過電流・過電圧保護システム
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- USBから供給される電源に異常が生じた場合、回路の破損を防ぐための保護システムを内蔵。

パフォーマンス(上から順にシステムゲイン、読み出しノイズ、フルウェル容量、ダイナミックレンジ)。画像クリックで表示拡大
■主な仕様
- センサー:SONY IMX585(モノクロ)
- フォーマット:1.2型(11.2mm×6.3mm)
- 解像度:3856×2180(約830万画素)
- ピクセルピッチ:2.9μm
- シャッター:ローリングシャッター
- シャッター速度:32μs~2000s
- QE:最大約91%
- 飽和電荷容量:47ke-
- A/Dコンバータ:12bit
- 内部キャッシュ:DDR3 128MB
- 読み出しノイズ:7.2~0.7e-
- HCGモード:対応(210~)
- FPS:47FPS(10bit)
- 保護ガラス:AR Plusマルチコート(クリア) ⌀21mm
- 厚さ:1.1mm
- ガイドポート:ST4互換(RJ12)
- フランジバック:7.5mm
- 接続規格:31.7mm(M28.5mm P=0.6mm)
- フィルター径:M28.5 P0.6
- データポート:USB3.0 / USB2.0
- サイズ:全長64.8mm(ノーズピースを含める)
- 質量:約65g
- 付属品:USB3.0ケーブル(2m)、ST4オートガイダーケーブル(2m)、31.7mm延長筒、31.7mmキャップ、エアーブロワー
- 対応 OS:Windows 7, 8, 10, 11

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