道の駅「富士川楽座」のプラネタリウムがリニューアルオープン

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サービスエリアにあるプラネタリウムとして有名な富士川楽座のプラネタリウムが7月14日(土)、リニューアルオープンした。

【2018年7月18日 アストロアーツ】

静岡県富士市にある道の駅「富士川楽座」のプラネタリウムは、2010年に大平技研の「MEGASTAR(メガスター)-IIB」とアストロアーツの「ステラドーム」のハイブリッドとしてリニューアルオープンした施設である。オープン以降、数々のオリジナル番組を公開しており、年間3万人を超える観客動員数を誇っている。これは小規模館としては全国第4位(日本プラネタリウム協議会基礎調査2018結果速報より)となる人気館だ。年間の投影回数も3000回に迫る。

この富士川楽座のプラネタリウムについて、機器の老朽化が目立つようになってきたことから、このたび2度目のリニューアルが行われた。まず、恒星投影機がメガスターIIBから「メガスターIIA」へとアップグレードされた。これにより投影レンズが12個から32個に増え、よりシャープで鮮明な星空を投影できるほか、ソリッドステート・シャッターによって任意の星空をマスクできるなど、より多彩な演出に対応できるようになった。これに伴い、デジタル投影機もハイビジョンプロジェクターから高輝度の4Kプロジェクタに載せ替えられ、最新版の「ステラドーム・プロ」が導入された。また、大平技研のLEDドーム照明装置nanodimmerも設置され、ドーム照明の演出の幅が広がっている。

ドーム内の様子
ドーム内の様子

リニューアルに合わせ、シンガーソングライターのmiwaさんの曲をふんだんに使った新作番組「この空がある限り」と季節番組「星空の旅人 夏の星座」が封切られた。どちらも人気声優をナビゲーターに迎え、声優目当てに富士川楽座を訪れるファンも後を絶たないという。

プラネタリウム リニューアル後の投影内容
プラネタリウムの様子。それぞれ画像クリックで表示拡大

なお、これまで使われてきたメガスターIIBは、プラネタリウムのホワイエに展示される。メガスターの実動機が展示されるのは世界で初めてのことだ。メガスターも歴史を積み重ねてきたということになる。

メガスターIIB
メガスターIIB

富士川楽座では、オリジナル番組の企画制作・組み込みまでスタッフが自ら行っている。昨年度から番組作成の担当となっている吉野友里恵さんによると「天の川がきれいになって感動しています。また、星の瞬きが調整できるようになったので、さっそく番組の演出に取り込んでいます。いろいろとできることが広がったので、これからも楽しい番組を作っていきたいと思います」とのこと。

富士川楽座は朝10時から夕方18時まで、30分おきに投影をしている。東名高速道路で移動の際にはぜひ寄ってみたいプラネタリウムだ。

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